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夫婦で折り紙、巨大模型次々 豪華客船やスカイツリー、能登町の国谷さん

北國新聞社 9月3日(土)2時44分配信

 能登町姫の国谷和成さん(73)とみよ子さん(70)夫婦が、折り紙を使った巨大な模型を次々と仕上げ、地域の話題となっている。全長約1・5メートルの豪華客船をはじめ東京スカイツリーやチーターなど、6年間で作った作品は150点を超えた。夫婦二人三脚で生み出された精密な作品は自宅に展示され、訪れる人を楽しませている。

 作品は、色紙を1センチほどの三角形に折ったパーツを組み合わせて作る。国谷さん夫婦は普段から暇を見つけては作業をしており、二人のコミュニケーションにもなっている。

 基本的には折り紙のパーツのみを使い、積み重ねて仕上げる。和成さんが完成予想図を描いてから作り始め、紙の色を生かすために配色を考えるのが難しいという。

 8年ほど前、みよ子さんが近所で折り紙を習ってきたのがきっかけで、夫婦で作るようになった。手芸好きのみよ子さんと、細かい作業が得意な和成さんは、本などで紹介されている作品だけでは物足りなくなり、独学で魚やキリンなどの動物などのオリジナル作品に挑戦している。

 初めての大作となったチーターは約10万パーツを使い、半年を掛けて完成させた。和成さんは「パーツを組み上げていくときにちゃんと形になるかどうか心配した」と振り返る。その後も姫地区で盛んだった中型イカ釣り船や孫を喜ばせようとゴジラを作った。

 国谷さんの自宅は、玄関に並んだ東京タワーや動物が客人を出迎える。子ども部屋だった部屋を展示室にして、棚にはずらりと作品が並ぶ。中には電飾を施して、色鮮やかに光る作品もある。国谷さんは「これからも見た人が驚くような作品を夫婦で作っていきたい」と意気込んだ。

北國新聞社

最終更新:9月3日(土)2時44分

北國新聞社