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CL展望 当たりくじを引いた“ダークホース”レスターの決勝T進出に期待

SOCCER KING 9月3日(土)17時56分配信

「レスターにとって最高の組み合わせになった。これ以上の抽選はない」

 25日にモナコで行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージの組み合わせ抽選会直後、そう自身のツイッターで呟いたのは、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターの英雄で元イングランド代表FWゲーリー・リネカー氏だ。

 今回レスターはCL初参戦となるが、昨シーズンにプレミアリーグ優勝という快挙を成し遂げたため、前年王者のレアル・マドリードや昨シーズンの主要国リーグ王者と同じポット1に振り分けられ、ポルト、クラブ・ブルージュ、コペンハーゲンら比較的中堅以下のチームが同居するグループGに入った。

 以下に記したUEFAクラブランキング、ポット番号から組み合わせを見てみると、いかに同ランク97位のレスターが『当たりくじ』を引いたかが見て取れる。

■グループA
パリ・サンジェルマン(フランス/6位/ポット1)
アーセナル(イングランド/11位/ポット2)
バーゼル(スイス/20位/ポット3)
ルドゴレツ(ブルガリア/54位/ポット4)

■グループB
ベンフィカ(ポルトガル/9位/ポット1)
ナポリ(イタリア/17位/ポット2)
ディナモ・キエフ(ウクライナ/23位/ポット3)
ベシクタシュ(トルコ/59位/ポット4)

■グループC
バルセロナ(スペイン/3位/ポット1)
マンチェスター・C(イングランド/13位/ポット2)
ボルシアMG(ドイツ/36位/ポット3)
セルティック(スコットランド/41位/ポット4)

■グループD
バイエルン(ドイツ/2位/ポット1)
アトレティコ・マドリード(スペイン/4位/ポット2)
PSV(オランダ/38位/ポット3)
ロストフ(ロシア/113位/ポット4)

■グループE
CSKAモスクワ(ロシア/48位/ポット1)
レーヴァークーゼン(ドイツ/15位/ポット2)
トッテナム(イングランド/21位/ポット3)
モナコ(フランス/43位/ポット4)

■グループF
レアル・マドリード(スペイン/1位/ポット1)
ドルトムント(ドイツ/7位/ポット2)
スポルティング(ポルトガル/51位/ポット3)
レギア・ワルシャワ(ポーランド/74位/ポット4)

■グループG
レスター(イングランド/97位/ポット1)
ポルト(ポルトガル/12位/ポット2)
クラブ・ブルージュ(ベルギー/47位/ポット3)
コペンハーゲン(デンマーク/71位/ポット4)

■グループH
ユヴェントス(イタリア/5位/ポット1)
セビージャ(スペイン/10位/ポット2)
リヨン(フランス/32位/ポット3)
ディナモ・ザグレブ(クロアチア/67位/ポット4)

 ポット1に入るチームはCL前回覇者に加え、UEFAリーグランキングが反映されており、1位から7位までの7カ国(スペイン、ドイツ、イングランド、イタリア、フランス、ロシア、ポルトガル)の優勝チームが入っている。

 レスターと同じくCL初出場のロストフは、優勝していればポット1に組み込まれるはずだったが、ロシア1部リーグで2位に甘んじたため、予選から勝ち上がらなければならなかった。さらにロストフは、本選出場後もポット4に組み込まれたため、レスターとは真逆の抽選結果となってしまっている。ちなみに、過去4年間欧州カップ戦の出場経験がないレスターやロストフは、CLグループステージ出場によるポイントと、各国に振り分けられるリーグランキングのポイントのみが換算されるため、低い順位となっている。

 順当にいけば、ポット1とポット2のチームが決勝トーナメント進出となる可能性が高いわけだが、大手ブックメーカーもUEFAランキングやポット番号をもとにオッズを付けており、グループGをめぐる大方の下馬評はポルト1位、レスター2位の通過を予想している。ブックメーカー『ウィリアムヒル』や『ラッドブロークス』などは、抽選後にレスターの優勝オッズを101倍から51倍に変更しており、“奇跡”を懸念した動きも出ている。

 王者として迎えた今シーズンのプレミアリーグでは、開幕から1勝1分け1敗と足踏みしているレスター。クラウディオ・ラニエリ監督が「我々は格下として出場することを自覚したうえで、決勝トーナメント進出を目指す」と語る通り、まずは9月から12月にかけてホーム&アウェーで行われるグループステージ6試合で結果を出せるかどうかが注目される。

文=藤井重隆

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最終更新:9月3日(土)17時56分

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