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8月の米雇用者数:15.1万人増に減速、予想下回る-失業率変わらず

Bloomberg 9月3日(土)0時10分配信

米国では8月の雇用者の伸びが市場予想を下回った。失業率は低下予想に対して横ばいを続けた。

米労働省が2日発表した雇用統計によると、8月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は15万1000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万人増だった。前月は27万5000人増に上方修正(速報値25万5000人増)された。

家計調査に基づく8月の失業率は4.9%で前月と変わらず。市場予想の中央値は4.8%への低下だった。労働参加率は62.8%で、こちらも前月から変わらず。

TDセキュリティーズの米調査・戦略副責任者、ミラン・ マルレーン氏は「引き続きまずまずのペースで雇用は伸びているが、詳細にみると労働市場のモメンタムの急激な減速を反映して、説得力のある内容にはなっていない」と指摘した。

経済悪化でパートタイム就労を余儀なくされている労働者や職探しをあきらめた人などを含む広義の失業率は9.7%で横ばい。経済的理由からパートタイムで働いている人の数は約605万人で、前月(594万人)から増加した。

平均時給は前月比0.1%増の25.73ドル。伸び率は前月(0.3%増)を下回った。前年比では2.4%増(前月2.7%増)だった。

週平均労働時間は6分減って34.3時間と、2014年以来の低水準。減少は半年ぶり。

雇用者数を業種別に見ると製造業は1万4000人減、建設も減少した。

サービス部門は増加ペースが減速した。小売りは1万5100人増だった。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Payrolls in U.S. Rise by 151,000 in August; Jobless Rate Steady(抜粋)

Michelle Jamrisko

最終更新:9月3日(土)0時10分

Bloomberg