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ブラジル株(2日):ボベスパ指数続伸-9月の米利上げ観測が後退

Bloomberg 9月3日(土)8時16分配信

2日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は続伸し、2年ぶり高値を付けた。米金利がより長期にわたって低水準にとどまり、ブラジル政府が成長回復のための措置を打ち出して同国の資産は海外投資家を引き付けるとの観測が高まった。通貨レアルは週間ベースで8月初め以来の上昇となった。

ボベスパ指数は前日比2.4%高の59616.40で取引を終了。レアルはほぼ変わらずの1ドル=3.2526レアルで、週間では0.3%の上昇。2日発表の8月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回り、9月の米利上げ観測が後退。また、失職したルセフ前大統領に代わって8月31日に大統領に昇格したテメル氏は経済再生と財政の立て直しを公約している。

ABNアムロ銀行のストラテジスト、ジョルジェット・ブーレ氏(アムステルダム在勤)は「米雇用統計で9月利上げの可能性が低下した。ドルにとっては重しであり、レアルなどの新興市場通貨には支えとなる」と指摘した。

原油価格の上昇を受けてブラジル石油公社(ペトロブラス)が4.4%高となり、ボベスパ指数の上げに大きく寄与した。電力のCPFLエネルジアは1.5%上げて4年ぶりの高値。同社の支配株主が中国国家電網に持ち分を売却することで合意したのが手掛かり。

原題:Brazil Real, Stocks Rise as President Temer Reassures Investors(抜粋)

Paula Sambo, Denyse Godoy

最終更新:9月3日(土)8時16分

Bloomberg