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<つま恋>「もう一度泊まりたい」 惜しむ声、問い合わせ続々

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月4日(日)7時45分配信

 「ヤマハリゾートつま恋」(掛川市満水)の年内での営業終了の発表から一夜明けた3日、施設には多くの問い合わせが寄せられた。報道でニュースを知り足を運んだ人からは、残念がる声が相次いだ。4日までの屋外プールはシーズン最後の週末で、親子連れや若者でにぎわった。

【写真】空から見たヤマハリゾートつま恋



 「問い合わせの電話は多い」。つま恋関係者は朝からの様子をこう説明した。「営業が終了する前にもう一度泊まりたい」といった希望もあったという。

 訪れた人の思いはさまざま。藤枝市の会社員(60)は、開業翌年の1975年から、施設内のレストランで働いた。思い出が詰まった場の営業が終わると知り、カメラを手に孫娘(10)と駆け付けた。印象深いのは、20代の若者を中心に6万5千人が詰め掛けた吉田拓郎さんのコンサート。「掛川駅からつま恋のゲートまでの数キロ、歩行者の行列ができた」と熱気を懐かしんだ。

 家族でプールに来た浜松市の会社員(29)は「この辺りでは一番大きいプールで、子どもが楽しみにしていた。少し遠くても通っていただけに残念」と語った。

 同市の会社員(39)は「音楽フェスはどうなってしまうのか」と心配そう。東京ドーム30個分の広大な敷地にはプールのほかアーチェリーやテニス、温泉施設などがそろうだけに、磐田市の会社員男性(41)は「ここが無くなってしまうとしたらもったいない」と話した。

 名古屋市の医師は乗馬倶楽部の会員。「事前の知らせもなかったので戸惑っている。預けてある自分の馬はどうなるのか、状況が分からない」と不安を訴えた。

静岡新聞社

最終更新:9月4日(日)10時39分

@S[アットエス] by 静岡新聞