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地方のインターンシップで若者が知る田舎暮らしの魅力

ZUU online 9/4(日) 6:10配信

都市部で育った若い方は、小さいころから周りを建物に囲まれた環境で、土いじりをしたくてもなかなかできなかった方も多いのではないでしょうか。そんな方にお勧めの地方で行われているインターンシップを紹介します。

■そもそも「インターンシップ」とは?

インターンシップとは、学生が一定期間企業などで働き、就業体験の機会を提供する制度のことです。

企業の現場へ実際に足を運び、一定期間職業体験をすることで経験を積み、実際に社会に出る前に自身のスキルアップを目指します。もともとは海外で盛んに行われていましたが、近年日本でも広がってきています。

■都市に住む若者たちが田舎を経験できる

地方から都市へ出てきた人が、年齢を経て故郷へUターンするという話はよく聞きます。一方で、ビルが立ち並ぶ都市で育った若者たちは、地方がどのようなところなのか、そこで暮らす人がどのような生活を送っているのか、その魅力は何なのか、実際に見ることも経験することもなく年を重ねていくという人も少なくないでしょう。

そこで、地方自治体や地域住民が立ち上げたNPO団体では、10代から大学生くらいの方に向けたインターンシッププロジェクトを多数主催しています。

こうしたインターンシップの研修期間は、1年間程度の長期型と1~2週間程度の短期型があります。基本的に現地の空き家が宿泊場所として準備されており、長期型では生活費の支給や自動車の準備がある場合もあります。また、プロジェクトによっては、学生だけに限らず30歳程度まで参加できるものもあります。

自身の都合や目的などに応じて適したインターンシップを選べば、現地の暮らしや仕事を体験しながら、実際に移住したときのイメージを膨らませることができます。また、インターンシップを受け入れる側にも、他の地域の、かつ若い人の視点が加わることで、さらなる地域の発展につなげることができるかもしれないと期待しています。

■全国の地方自治体が募集

全国の地方自治体では「若者の地方体験交流(旧:地域づくりインターン事業)」として、各地のインターンシッププロジェクトを企画し、参加者を募集しています。

たとえば北海道ニセコ町では、大学生・大学院生を受け入れています。こちらでの研修は基本的に自主研修で、ニセコ町役場を拠点として町内全域を対象とした研修テーマを自らで考え、その問題解決策を考えるというものです。

大分県大分市では、農作業を体験して農業を通じた都市部との交流活動を図るとともに、U・Iターンのきっかけを作ろうとしています。受け入れは随時受け付けており、農家に民泊することもできて実際に田舎の雰囲気を味わうことができます。

ちょっと変わったもので、山口県周防大島町では実際の移住者にインタビューをして、田舎暮らしの良かった点・苦労している点をヒアリング調査するというプロジェクトがあります。これは、サポート体制の構築や定住促進を目的とするとともに、女性が実際に移住している女性の生の声を聞くことで、今後移住を検討する際に活かしてくれることを期待しています。

■インターンシップを行っているのは地方自治体だけではない

若者を対象にした地方でのインターンシッププロジェクトは、このほかにも多数あります。その中から4つを紹介します。

1. 島おこしインターンシップ
株式会社カケハシ スカイソリューションズが運営する、「離島で職業体験をしながら、島おこしをはじめよう!」というインターンシップです。日本中の離島に若い力を吹き込むことで、島全体を元気づけようとしています。

インターン先は、「歴史・伝統文化を守る」「観光にかかわる」「暮らしを支える」など8つのカテゴリーから、自分にあった内容を選択することができます。ホームページでは、実際にインターンを行った人のPR動画を見ることで雰囲気を知ることができますし、説明会やミーティングで事前に情報収集することもできます。

2. いなかインターンシップ推進協議会
地方での農業や林業など、地域の仕事や活動を体験したい若者向けのインターンシップです。過疎化が進む地域が若い力で元気になることと、参加する若者にはさまざまな体験を通じて成長することを期待しています。

このプロジェクトは、高知の教育系の雑誌を発刊する株式会社南の風社や、島根県の中山間地域で活動するNPO法人ひろしまねなど、東京や大阪、京都の企業・NPO団体が「コーディネート団体」となって、ネットワーク組織「いなかインターンシップ推進協議会」を組織して運営しています。

3. ふるさとふれあいプロジェクト
全国のさまざまな団体が加盟する、都市住民と農山漁村の交流を支援するプロジェクトです。ただ農業・漁業の体験をするだけでなく、被災地のボランティア活動といったプロジェクトもあります。プロジェクトは「東北復興の手伝い」「農山漁村の手伝い」「野菜や果物の収穫や地引網漁などを体験」「農山漁村に行ったことがない人へ魅力や情報を紹介」の4つのカテゴリーに分類されていて、自分にあったプロジェクトを探すことができます。

長年にわたって農山漁村の活性化に携わってきた人がプロデューサーとして参加し、農山漁村の魅力を楽しめるものから移住を目的とした長期滞在型のものまで、選びやすく参加しやすいツアー&プログラムを設定しています。

4. ふるさとインターンシップ
NPO法人 人と地域の研究所が運営するプロジェクトで、若者たちと一緒に地域づくりをしたいと熱望する高知県民が、若者を積極的に受け入れるものです。スケジュールは大学生の長期休暇に合わせて、1~2週間程度で組まれているものが多くあります。このインターンシップでは短期間で可能な限り地域貢献することを目的としており、学生たちは密度の濃い貴重な時間を過ごせるはずです。

■あなたも参加してみませんか?

これらのインターンシップでは、都市生活の若者ならではのアイディアや着目点と、「田舎」だからこそできる人と人との触れ合いによって、新しい流れができるのではと期待されています。

過疎化や後継者不足が進む地方に、新しい出会いや可能性を求めて訪れてみてはいかがでしょうか。(提供:nezas)

最終更新:9/4(日) 6:10

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TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
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