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1mのパットで「つかんだ」感覚 松山英樹は2試合ぶり決勝へ

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 9月4日(日)8時21分配信

マサチューセッツ州のTPCボストンで開催されている「ドイツバンク選手権」2日目。2アンダーの38位タイから出た松山英樹は序盤の2ボギーから挽回し、その後3バーディ。「70」(パー71)と粘って通算3アンダーとし、46位タイで2試合ぶりの予選通過を決めた。

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スコアを伸ばしたい午前中のラウンドで、松山はスタート直後につまずいた。前半12番でフェアウェイからの2打目を左に引っ掛け、グリーンは捕えながらも5mから3パット。13番では3打目のバンカーショットをピン奥2mにつけてからパーパットを外して2連続ボギーとし、予選カットラインが気になるポジションまで降下した。

ショットについては18ホールを通じて嘆き節が止まらなかった。「飛ばないし、曲がるし…。フェアウェイには行っても逆球ばかり。納得いくショットはほとんどない。良い球筋で行ったと思ったら、全然距離が出てなかったり、アイアンの距離感もどう合わせたらいいか…。まったく(ボールを)操れていない」

そんな中で、この日スコアメークを下支えしたのがパッティング。周囲から見れば、何でもないような一打が“きっかけ”になるのがトッププロの感覚だ。

グリーン手前カラーから6mのバーディチャンスを逃した17番。返しの1m強をカップに流し込んだとき、つかむものがあったという。「17番のパーパットを打ってから良くなるかなと思ったら、良くなった。後半のアウトは、ストロークは悪くなかった」

続く18番(パー5)で5mを沈めて最初のバーディ。2番(パー3)で3mのチャンスを生かして、スタート時のスコアにカムバックした。ピンチは4番で訪れる。エッジまで274ydに設定された短い4番(パー4)でティショットをグリーン手前まで運んだが、激しいつま先上がりのラフにつかまり、脱出に2打を要した。3打目もボールは狙いよりも左に出てカップまで3mを残したが、これをねじ込んでパーを拾った。7番(パー5)で3つ目のバーディを決めた後、8番(パー3)で1.5mのパーパットを確実に沈めて危機を逃れた。

今大会で47位以内に入れば、プレーオフ最終戦「ツアー選手権」の出場権が手に入る見通し。「予選通過することが大事だった。そこを達成できて良かった」と、まずは最初の関門突破に胸をなでおろす。調子の悪さから伏し目がちに「あと2日できるんで頑張りたい。(順位は)あまり考えずに、自分の状態を上げることに専念したい」と言い残し、練習場への道を急いだ。(マサチューセッツ州ノートン/桂川洋一)

最終更新:9月4日(日)8時21分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)