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食中毒、昨年の3.5倍 沖縄県が注意喚起

琉球新報 9月4日(日)5時0分配信

 食中毒の発生が続いている。沖縄県生活衛生課などの集計によると、2016年1月から8月末までに19件が発生した。死亡例はないものの、患者数は350人に上る。昨年同時期は発生11件患者数100人で、昨年を大幅に上回っている。同課によると、9、10月は発生が多い。同課は「高温多湿の時季が続き、油断が出るのかもしれない。警戒を解かないで」と話す。

 県食品衛生協会などのまとめによると、年間の発生件数は、過去10年の平均で23・6回。9月発生が最も多く、次いで10月に多い。

 食中毒は、原因となる物質によって、自然性、細菌性、ウイルス性、寄生虫性などに分けられる。最も多いのは細菌性の食中毒で、サルモネラ菌やカンピロバクターが代表格。今年5月には、県内で初めて、エシェリキアアルバーティによる食中毒が発生。県外からの修学旅行生219人が発症した。

 同課は食中毒予防の3原則(1)手や調理器具を清潔にして菌をつけない(2)料理は早く食べ、保存する場合は10度以下の冷蔵庫に入れるなど、菌を増やさない(3)十分に加熱して菌を殺す-を守るよう呼び掛けている。

琉球新報社

最終更新:9月4日(日)9時42分

琉球新報