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グランピング大流行の背景 これから楽しむための4つの魅力

ZUU online 9/4(日) 6:10配信

自然との一体感を楽しみながら、贅沢なプライベート空間で過ごすグランピング。海外セレブのあいだで流行していたアウトドアスタイルが、日本では2015年頃から一気に広がりを見せている。

グランピングとは「グラマラス」と「キャンピング」を掛け合わせた造語である。海外では「glorious camping」(素晴らしいキャンプ)や「luxury camping」(贅沢なキャンプ)とも呼ばれている。

全国に増え続けているグランピングの施設。これから体験したいと考えている人に、グランピングを楽しむためのポイントを紹介しよう。

■グランピングの始まりは貴族

グランピングは最近になって持ち上がったブームのように思われがちだが、そのルーツを辿ると、19世紀にヨーロッパの貴族が取り入れていた生活様式が始まりといえそうだ。当時の貴族は植民地の統治をするために現地に赴任する必要があったが、御殿が完成するまでの間、やむを得ずテント生活をしなくてはならなかった。しかしそこには、宮殿の生活とほとんど変わらない、贅沢で快適な設備が求められたという。

20世紀に入ってからは、欧米の富裕層がアフリカ冒険を楽しむために、家具やベッドなどをテントに持ち込み、シェフによるケータリングも行っていたという話も残っている。こうした、アウトドアライフに快適性を持ち込むという楽しみ方は現代の海外セレブにも支持され、地中海のプライベートビーチやアルプス山中といった場所で優雅なキャンプを楽しむスタイルが確立したのだ。

■人気の施設からみるグランピングの魅力

日本にも続々とグランピングの施設がオープンし、女性同士や恋人、家族連れといった幅広い層の人気を集めている。なかでも人気が高い施設から、グランピングを楽しむポイントを見てみよう。

● 星のや富士
富士山を借景に、河口湖を見渡すアカマツ林のなかにある「星のや富士」。キャビン(客室)の3分の1を屋外化しながらも上質な家具が設えられ、バスルームや空調も完備している。各キャビンに設けられているテラスリビングでは、炎を囲みながら夜のひと時を過ごせるようになっており、キャンプの醍醐味もしっかり用意されている。

夕食は、特大のグリル台を使ったシェフ特製グリルコース。厳選した食材を使用し、フランベの演出も加えながらダイナミックなディナーを楽しめる仕掛けだ。パブリックスペースとなる「クラウドテラス」では、音楽やワインを楽しみながらキャンプファイヤーで語り明かす夜も楽しめる。

星のや富士
山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
http://hoshinoyafuji.com/

● 伊勢志摩エバーグレイズ
カナディアンカヌーを体験できる「伊勢志摩エバーグレイズ」は、プライベートラグーンのなかにあり、水面にうつる月や朝日とともにグランピングを楽しめる人気の施設。テントは水面に突き出している格好で、リビングやバスルームも屋外に用意されている。室内には天蓋付きのベッドのほか、冷蔵庫や空調といった設備やアメニティも揃う。夜はファイヤープレイスで炎を囲むひと時を過ごせる。

夕食は肉厚のステーキを豪快に味わう本格的なアメリカンバーベキュー。アメリカンキャンプでは定番となっているマシュマロとチョコレートを使った「スモア」というデザートも用意されており、ディナータイムを盛り上げてくれる。

伊勢志摩エバーグレイズ
三重県志摩市磯部町穴川1365-10
http://www.everglades.jp/

■グランピングならではの楽しみ

両者に共通するのは、「自然と一体になれる開放的な施設」「快適で上質な空間」「本格的な料理」「キャンプファイヤー」だ。

とくに焚き火で過ごす夜というのは、キャンプならではの楽しみだ。炎を囲み、お酒や音楽を交えながら語り明かす一夜は、通常の旅にはない親密な時間をつくりだすのではないだろうか。キャンプが苦手という人が理由に挙げる準備や後片付けの面倒さを払拭し、本格的なグルメを楽しめる点も、優雅なアウトドアライフを求める層に選ばれる理由だ。

ハイグレードなホテルと遜色ない設備のなかで、自然との一体感を楽しめるグランピング。新しい旅のスタイルとして取り入れてみてはいかがだろうか。(提供:百計オンライン)

最終更新:9/4(日) 6:10

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