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【ソフトバンク】3連勝M19も…細川右足痛

スポーツ報知 9月4日(日)7時2分配信

◆楽天1―7ソフトバンク(3日・コボスタ宮城)

 3年連続日本一を狙うソフトバンクにまたもアクシデントが起きた。正捕手の細川が3回に二盗を成功させた際に右太ももを痛めて病院に直行。1日に右手薬指を骨折した柳田に続く戦線離脱の可能性が高まった。2日に点灯した優勝マジックは一つ減って「19」となったが、1・5ゲーム差の2位・日本ハムとの優勝争いは、さらに険しい道のりとなりそうだ。

 傷だらけのVロードだ。柳田が骨折で離脱して、わずか2日後。今度は正捕手の細川が負傷交代となった。「大したことがなければ、抹消しなくて済むかもしれないけど、ひどければ、試合には出られなくなる。そうなった時のための準備はします」と、試合後の工藤監督は快勝にもかかわらず、表情を曇らせた。2日に点灯させた3連覇へのマジックは「19」と一歩前進したものの、またも王者が災難に見舞われた。

 異変は3回に起きた。左前打で出塁した細川が、続く中村晃のフルカウントからの6球目(空振り三振)にスタートを切った。5年ぶりの盗塁成功となったが、二塁へ滑り込んだ直後、右太もも裏を押さえ、苦悶の表情。足を引きずりながら、ベンチへ退き、代走が送られた。“扇の要”は精密検査のため、試合中に仙台市内の病院へ向かった。

 細川まで離脱となれば、チームに与える影響は計り知れない。経験豊富な36歳のベテランは今季、負傷などで出遅れ、1軍昇格は6月19日だった。それでも、堅実なリードはV争いの中で徐々に存在感を高め、最近15試合中14試合でスタメンマスクをかぶっていた。正捕手のケガに「軽症であることを祈るしかない」と清水バッテリーコーチ。開幕スタメンだった高谷が左膝半月板損傷などでリハビリ中で、残る代役候補は鶴岡だけだ。

 1日の西武戦(西武プリ)で柳田が右手薬指を骨折し、全治6週間で登録を抹消された。内川は首、腰に不安を抱え、指名打者での出場が続き、長谷川も万全ではない右足首の影響で休養を挟みながら出場になっている。5試合連続2ケタ安打の11安打で7点を奪っての3連勝も、チームには悲壮感すら漂っている。「自分たちがひとつずつ勝つことが優先」と3年連続日本一を目指す工藤監督。日本ハムとの激烈なマッチレースとなった今季も残り20試合。手負いのタカが、次々に襲いかかる試練を乗り越えられるか。(福谷 佑介)

最終更新:9月4日(日)8時12分

スポーツ報知

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