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桐生祥秀10秒08の大会新で連覇「オリンピアンが負けるわけにはいかない」

デイリースポーツ 9月4日(日)6時2分配信

 「陸上・日本学生対校選手権」(3日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 男子100メートル決勝で、リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダルの桐生祥秀(20)=東洋大=は追い風1・1メートルの条件下、10秒08の大会新記録で2連覇を達成した。東洋大のアンカーとして出場した400メートルリレー決勝では、第3走者が故障するアクシデントに見舞われ、最下位に終わった。

 五輪メダリストとして、大学レベルでは負けられない。リオでの銀メダルの快挙から2週間で、帰国後、練習できたのはわずか2日。空前のフィーバーの中、迎えた凱旋レースを、桐生がしっかりと勝利で飾った。

 スタートの反応タイム0秒151は9人中5番目だったが、中盤から次元の違う伸びで圧勝。自己ベストに0秒07届かない10秒08で、日本人初の9秒台はならなかったが「最後は疲れたけど、オリンピアンが負けるわけにはいかないので」と、笑顔で汗をぬぐった。

 五輪の重圧から解放され、伸び伸び楽しそうに走る姿が際立つ。強行軍の中、スパイクのピンやスタートブロックの位置、ユニホームの形など、すべて一新。五輪でスタートを意識し過ぎたことを反省し、持ち味の後半の爆発力を生かす新走法を試した。

 「言葉にするのは難しいけど、スーっと行って、バーンって感じ」と、長嶋茂雄氏ばりに感覚を表現。桐生らしく本能のままに走りながら、新たな進化を模索している。

 4日には、準決勝に進んだ200メートルに出場し、13日に行われる国別対抗戦のデカネーション(フランス・マルセイユ)の100メートルが今季最終戦になる。「もっとタイムは出るし、来年はまだ強くなれる」。4年後への再スタートで確信は得た。夢の9秒台は、もう手の届くところにある。

最終更新:9月4日(日)6時43分

デイリースポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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