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今年度は20店 イトーヨーカ堂「閉店セール」の賢い活用術

日刊ゲンダイDIGITAL 9月4日(日)9時26分配信

 セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂が、次々と店舗閉鎖を進めている。今年度中に20店舗、今後5年で40店舗閉鎖することをすでに公表。8月21日に東京都の戸越店を閉め、10月16日には埼玉県の坂戸店を閉鎖する。17年7月末までに千葉の新浦安店、東習志野店など6店舗を閉めることも決めた。

「今後、どの店舗を閉鎖するかは慎重に検討して決めます。タイミングを見て発表することになると思います」(セブン&アイHD広報)

 閉店ラッシュが決定的となった今、賢く活用したいのが「閉店セール」。坂戸店は先月30日まで第1弾を実施し、10月の閉店まで数回に分けて行う予定だ。生活経済ジャーナリストの柏木理佳氏に利用する際のポイントを聞いた。

「閉店セールは“在庫整理”が目的なので40~60%オフと割引率が高くなる傾向があります。その分、型落ちや売れ残り品が多く、つい欲張って“安物買いの銭失い”になりがちです。必要な品、欲しい品をあらかじめリストアップしておくことをおすすめします。また、実はそれほど安くない商品が混ざっていることもあります。本当に安いのか、事前に相場を調べてから向かうといいでしょう」

■避けたようがいい商品も…

 坂戸店の閉店セールのチラシを見ると、炊飯器やミシン、パジャマ、寝具から食料品までズラリ。具体的にどんな商品を狙うといいのか。

「おすすめは下着や靴下などいつか必ず使う衣類です。流行に左右される服、サイズが変わるズボンは避けた方が無難です。食料品は缶詰、調味料、カップ麺のような保存がきくものが安くなっていれば買いだめするチャンス。めったに値下げされない高価な栄養ドリンクや化粧品も狙ってみるといいかもしれません」(柏木理佳氏)

 逆に洗剤、シャンプー、消臭剤などは避けた方がいいらしい。

「ドラッグストアに置いてある日用品はすでにギリギリまで安くしており、値下げ余地が少ない。家電も閉店セールの定番ですが、売れ筋商品は他店舗に回すでしょうから、高い割引率に踊らされて買わないのが賢明です」(柏木理佳氏)

 在庫一掃が目的の叩き売りに目玉商品はほとんどないようだ。必要なものを必要な分だけ買うのが正解だ。

最終更新:9月4日(日)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL