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【全米テニス】大坂なおみ、チャレンジ失敗で「悲しくて」涙…惜しくも3回戦敗退

スポーツ報知 9月4日(日)6時5分配信

◆テニス 全米オープン第5日 ▽女子シングルス3回戦 大坂なおみ1―2マディソン・キーズ(2日、米ニューヨーク・ナショナル・テニスセンター)

 【ニューヨーク2日=大和田佳世】女子シングルス3回戦で世界ランク81位の大坂なおみ(18)=フリー=は、あと2ポイントで金星を逃した。第8シードで世界9位のマディソン・キーズ(21)=米国=に最終セット5―1とリードしながら5ゲーム連取され、最後はタイブレイクで力尽きた。大会後、世界ランクで日本勢2番手の60位台に上がることが濃厚で、今後の躍進が期待される。次戦は東京・有明でのジャパン女子オープン(12日開幕)、東レパンパシフィック・オープン(19日開幕)だ。奈良くるみ(24)=安藤証券=と組んだ女子ダブルスは1回戦で敗退した。

5―1から大逆転負け 逆転負けから4時間がたっても、大坂はショックを隠せなかった。奈良とのダブルスが終わった後の会見で「お母さんが見に来てくれていて。私を誇りと言ってくれたけど」と涙を浮かべた。母・環(たまき)さんは4大大会を初めて会場で観戦し、会見も見守った。

 幼い頃から憧れた全米のセンターコート。世界9位のキーズをあと2ポイントまで追い詰めた。最終セット5―1とリードし、勝利を意識して迷いが生じた。「リターンがうまく、サーブの威力を利用されていた。打ちにいくか、入れにいくか、神経質になった」。5―4の第10ゲームでは30―30から簡単なボレーをミスした。最後はフォアハンドのクロスがアウトの判定。チャレンジに失敗し、「悲しくて」涙が出た。

 今年の全豪で4大大会デビューし、右膝故障で欠場したウィンブルドン選手権以外は3大会とも3回戦に進んだ。ネット付近でのプレーなど課題はあるが、吉川真司コーチは「学習段階でここにいられることが、ポテンシャルの高さを証明している」と期待する。

 大会後の世界ランクは60位台まで上がることが濃厚。昨年の同時期は190位だったが、大幅なランクアップで、現在32位の土居美咲(25)=ミキハウス=に次ぐ日本勢2番手になる。フェド杯で代表入りを果たせば東京五輪出場にもつながる。次戦は日本。主催者推薦での出場が決まっている東レパンパシフィック・オープンに加え、ジャパン女子オープンも調整中。楽しみは「焼き肉とおすし。大トロ」。米国育ちの18歳は、故郷で成長した姿を見せる。

最終更新:9月4日(日)9時52分

スポーツ報知