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代表選で党勢回復を 民進静岡県連、足元の動き鈍く

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月4日(日)11時0分配信

 民進党代表選は、蓮舫代表代行(48)、前原誠司元外相(54)、玉木雄一郎国対副委員長(47)の3人が、15日の投開票に向けて選挙戦を繰り広げる。県内の党関係者は、党員・サポーターが参加する“顔”選びを党勢回復のきっかけにしたい考えだが、足元の動きは鈍い。後に控える衆院選に向け、一部で混乱が表面化したばかりでもあり、代表選の盛り上がりを危ぶむ声もある。

 党県連は8月29日の常任幹事会で、代表選を「自主投票」とする方針を確認。特定候補の支援は、衆院小選挙区ごとにある総支部の判断に任せた。投票呼び掛けを組織的に始めた総支部もある。

 ただ、これまでのところ活発な動きは一部にとどまる。2015年1月の旧民主党代表選に県連会長だった細野豪志元環境相(衆院静岡5区)が出馬した際と比べると「熱の入り方は違う」(党関係者)。盛り上がりを欠くのが実情だ。

 「政策の中身をしっかりと訴えてほしい」。党県連の岡本護幹事長は、県内約8千人の党員・サポーターが参加する代表選を通じた注目度アップに期待する。新代表の任期3年の間には、政権の座を狙う機会になり得る衆院選が想定される。「代表選で大いに議論し、肝心なのは終わった後に一本にまとまることだ」と話す。

 一方、県連内では8月末、足並みの乱れが露呈したばかり。総支部長の選定を巡る党本部や県連への反発から、1区総支部の県議・静岡市議ら14人が集団離党した。離党した元役員は「党も県連も相手にできない」などと強く批判。1区にはこうした動きに同調する党員・サポーターもいるとみられる。7区と8区の総支部は、次の衆院選の公認候補者となる総支部長が決まらないまま、代表選に臨む。

 県東部に住む50代の男性サポーターは、代表選を経た上での党の刷新を望む。「党の人気は回復していない。新代表の下で『新しくなった』というイメージができればいい」と期待を込めて話す。

静岡新聞社

最終更新:9月4日(日)11時0分

@S[アットエス] by 静岡新聞