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創価・田中正義…153キロ!球威復活、手応えつかんだ

スポーツ報知 9月4日(日)6時6分配信

◆練習試合 ▽創価大4―6慶大(3日・慶大グラウンド)

 今秋ドラフトの超目玉、最速156キロ右腕の創価大・田中正義投手(4年)が3日、剛腕復活に手応えをつかんだ。右肩違和感から復帰して、2度目の実戦登板となる慶大との練習試合に先発。5回を6安打6失点も、この日の最速は153キロをマーク。視察した国内8球団のスカウトからは、改めて超一級品の素質を絶賛する声が相次いだ。田中は10日の東京新大学リーグ初戦(対高千穂大・さいたま市川通公園)に先発する。

 躍動感あふれるフォームから剛速球がうなりを上げた。田中は3回、3者連続で空振り三振。150キロ超の速球とフォークのコンビネーションでねじ伏せた。この日の直球は最速153キロをマーク。「下(半身)が使えていない割には(良かった)」と、手応えをにじませた。4月に発症した右肩違和感の不安を払拭して、また完全復活への階段を一つ上がった。

 5回1死で4番・山本瑛大一塁手(4年)に変化球で2球連続ボールを与えると、マウンドに来た岸雅司監督(61)から直球勝負を指示された。ギアを上げた右腕は146キロの速球で空振り三振に仕留め「監督の言葉で開き直れて、自分の持ち味の真っすぐを投げられた」とうなずいた。

 変化球を見極められた4回は、3連打を含む5安打を浴びて一挙5失点と課題も出た。復帰登板だった8月21日の近大産業理工学部戦は、3回無失点。この日はイニングを伸ばして5回を6安打6失点で7奪三振も、150キロ超を約15球など直球の球威復活は収穫だった。指揮官は「真っすぐは十分ですよ。実戦で投げていけば、正義のいい部分がよみがえってくる」と期待を込めた。

 この日は国内8球団のスカウトが熱視線を送った。1位候補に挙げる巨人の吉武スカウトは「真っすぐの質は戻ってきている。(球の軌道が)落ちない球児系」と、“火の玉ストレート”で一時代を築いた阪神・藤川を引き合いに絶賛した。ソフトバンクの小川編成・育成部長は「彼の場合は、(復帰の)経過を見守る感じ。モノがいいのは分かっている。素材的な評価は終わっている」と説明した。

 これで10日のリーグ戦初戦に向けた最終調整を終え、悲願の日本一へ突っ走る。「自分の代で勝たないと気持ちよく次のステージに行けない」。故障で棒に振ったどん底の春から、いよいよ正義の大逆襲劇が始まる。(坂本 達洋)

最終更新:9月9日(金)7時33分

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。