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【ヤクルト】山田が走ったらバレがカキーン「どうして?」に「ホームランボールきちゃったから…」

スポーツ報知 9月4日(日)6時6分配信

◆ヤクルト3―1広島(3日・神宮)

 ヤクルトの山田が、自慢の足で広島・黒田をきりきり舞いさせた。1点リードの5回、四球で出ると、再三のけん制をものともせず、今季30盗塁を目指して何度もスタート。一、二塁間途中で引き返すトリッキーなプレーも見せた。盗塁は決められなかったが、2年連続のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)へ、注目は高まるばかり。試合はヤクルトが逆転勝ちし、広島の連勝は4で止まった。

【写真】山田は盗塁を試みるも途中で急ブレーキをかける

 山田がまさかのUターン!? 1点リードの5回2死一塁、1ストライクから黒田が鵜久森に投じた2球目。一塁からスタートを切った。30盗塁達成か―。球場の誰もがかたずをのむ。しかし、一、二塁間の真ん中あたりで突如、引き返した。送球は「捕―遊―一」と渡るも、一塁で間一髪セーフ。抜群の身体能力が幸いした。

 「行ったらアウトだと思ったので戻りました。(黒田の)モーションも速かったし(捕手も)外していた。いい判断だったと思います。その代わり、めっちゃ疲れました」

 黒田は、山田をかなり意識していた。直後の3球目。変化球がすっぽ抜けて、バックネットに当たる大暴投となった。山田は二進し、西浦の左前安打で3点目のホームを踏んだ。ベンチに戻ると、バレンティンに近寄って両手を広げておどけた。

 「(バレンティンは)『ホームランボールだから打っちゃった』って言ってました。一球くらい待ってくれてもいいのに」とお手上げの様子だった。

 鵜久森の前、バレンティンの打席でも、一塁走者の山田は盗塁を仕掛けていた。初球の前に疑投を含む2度のけん制があったが、2球目に抜群のスタート。ここは主砲がファウルで仕切り直しに。その後、2球連続のけん制球を受け、5球目でまた走った。ここではバレ砲が中飛に倒れ、一塁に戻った。8月31日の巨人戦(富山)でも、初回に計4度のスタートを切ったが、バレンティンに盗塁を“阻止”される形になっていた。

 この日の盗塁チャンスは5回の場面だけ。同じく四球で出た3回は、満塁だったため走れなかった。昨年9月5日の広島戦(神宮)で、黒田から計10球のけん制球をもらいながら二盗に成功。同じ状況に、期待は高まったが“不発”に終わった。

 ここまで打率3割2分5厘、33本塁打、29盗塁。シーズン規定打席に到達しており、打率3割も確実な状況だ。史上初の2年連続トリプルスリーへ、残り1盗塁と言っていい状況だが、8月26日阪神戦(甲子園)で“王手”をかけてから6戦足踏みとなった。

 それでも、今季はここまで31度の盗塁企画で失敗は2度だけ。成功率は20盗塁以上の選手では12球団トップの9割3分5厘を誇る。「まだ試合もあるし、大丈夫」と山田。その時は、必ず訪れる。(中村 晃大)

最終更新:9月4日(日)8時9分

スポーツ報知

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