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【今週の展望】メジャーSQ週の火曜、水曜はやはり急落警戒

エコノミックニュース 9月4日(日)20時6分配信

 今週、9月第2週(5~9日)は5日間の取引。9日は、先物取引もオプション取引も全て清算値を算出する3ヵ月に一度の「メジャーSQ」の日になる。

 世界の主要株式市場の休場日は、5日にアメリカ(レイバー・デー)、カナダ、インド、7日にブラジルが休場する。

 国内の経済指標、イベントは少ないが、8日のオフィス空室率が注目される。

 5日に黒田日銀総裁が講演する。5日には7月の毎月勤労統計調査、7日には7月の景気動向指数、8日には4~6月期のGDP改定値、8月の東京都心部オフィス空室率、企業倒産件数、景気ウォッチャー調査、9日には8月のマネーストック、7月の第三次産業活動指数が、それぞれ発表される。9日は「メジャーSQ」の日。気象庁からエルニーニョ監視情報が発表される。

 主要銘柄の決算発表は少ない。5日はピジョン、日本ハウスHD、学情、6日はくらコーポレーション、イーブックイニシアティブジャパン、OSGコーポレーション、7日は日東製網、イハラケミカル工業、東京楽天地、8日は積水ハウス、アスカネット、コーセーアールイー、日本ビューホテル、シーイーシー、9日はケア21、テンポスバスターズ、アゼアス、鳥貴族、菊池製作所、モルフォ、エイチーム、クミアイ化学工業、カナモト、東京ドーム、精養軒、丹青社が発表する。

 新規IPOは今週はなし。次回は14日。9月は14日以降10件あり「秋のIPOまつり」。

 海外の経済指標、イベントは、7日のアップルの新製品発表会が日本の投資家でも最大の関心事だろう。6日のISM非製造業景況指数、8日の中国の貿易収支やECB理事会も重視されそうだ。

 5日には中国の8月の財新のサービス業PMI、6日にはアメリカの8月の労働市場情勢指数、ISM非製造業景況指数が、それぞれ発表される。

 6日にオーストラリアが政策金利を発表する。6~8日にラオスの首都ビエンチャンで東アジア首脳会議が開催される。7日にブラジルでリオデジャネイロ・パラリンピックが開幕する。18日まで。

 7日にはオーストラリアの4~6月期のGDP、8日には中国の8月の貿易収支、アメリカの7月の消費者信用残高、9日には中国の8月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、トルコの4~6月期GDP、ブラジルの8月の消費者物価指数(CPI)が、それぞれ発表される。

 7日にアメリカの「ベージュブック(地区連銀経済報告)」が発表される。7日、サンフランシスコでアップルの新製品発表会が開かれ、「iPhone7」のお披露目が見込まれている。8日にECBの定例理事会が開かれ、終了後にドラギ総裁が記者会見する。日米の中央銀行イベントは9月第4週20~21日に同日開催。9日に韓国が政策金利を発表する。

 アメリカの主要企業の決算発表は7日にヒューレット・パッカード、9日にクローガーが発表する予定。

 前週末2日の終値は16925.68円だった。そのテクニカル・ポジションを確認すると、移動平均は5日線、25日線、75日線が下に、200日線が上にある。5日線は85円下の16840円、25日線は313円下の16612円、75日線は568円下の16357円。200日線は122円上の17047円で、8月には別の恒星系にあったのが、地球から火星ぐらいの距離にまで接近した。今週、17000円を突破すればすぐに到達できる。

 前々週末に「雲のねじれ」を演じ、まさに変化日となった日足一目均衡表の「雲」は2日時点で16057~16266円。2日終値は雲の上限から659円上にある。今週も引き続き雲の下限は16057円で固定で、雲の上限のほうは上下に動く。5日は16229円、6日は16260円、8日は16201円、9日は16196円。それでも雲は600円も下なので、下げても雲タッチするような由々しい事態はなさそうだ。

 ボリンジャーバンドでは、2日終値は25日線+1σの16832円と+2σの17052円の間にあるが、+1σとの距離は93円、+2σとの距離は127円で、中間からやや下にある。「上値限定」ではあるが、今週、17000円突破は十分狙えるポジションにある。

 しかし、前週は17000円の手前でもみあって時間が経過したにもかかわらず、オシレーター系指標は「買われすぎ」シグナルが2個点灯している。+77.6で買われすぎ基準の+50を上回ったRCI(順位相関指数)と、96.4で買われすぎ基準の70を上回ったストキャスティクス(9日・Fast/%D )である。とはいえ、サイコロジカルラインは6勝6敗でジャスト50%、RSI(相対力指数)は51.5、ボリュームレシオは51.4と、いずれもイーブンなポジションにある。25日移動平均乖離率は+1.8%、25日騰落レシオは91.8で、どちらも特に偏っているわけではない。総合的に判断すれば買われすぎの度合いはそれほど高くはなく、上値追いできる余地はある。

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最終更新:9月4日(日)20時6分

エコノミックニュース