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【みのもんたコラム】素晴らしかった敗者の会見

スポーツ報知 9月4日(日)16時51分配信

 リオ五輪が終わり、パラリンピックが始まる。大会前は工事が間に合わないとか言われ、期間中も強盗事件があったり、銃弾が落ちてきたりと事件もあったけど、競技自体は本当に面白かったね。中でも体操の内村航平選手に敗れた銀メダルのオレグ・ベルニャエフ選手の記者対応に感心したね。

 内村選手に海外の記者から「審判からかなり好意的ジャッジだったのでは?」と嫌みな質問が飛んだ。そんな質問するんだと、ちょっと驚いたけど、内村選手は「全くそんなことは思わない。どんな選手にも公平にジャッジしてもらっている思う」と語り、続いてベルニャエフ選手は「採点はフェアで神聖なもの。無駄な質問だ」と一蹴した。

 試合が終われば、ノーサイド。敗者は勝者を敬い、勝者も敗者を敬う。そんなシーンだったね。競技そのものも素晴らしいものだったけど、会見での対応もよかった。政治の世界では、敗者が「負けてもノーサイドはない」とか言って、泥沼になったりするからね。

 競泳の800メートルリレーで金メダルを獲得した米国のライアン・ロクテ選手の虚偽申告には驚いたね。訴追されたけど地位も名誉も失ったね。スポンサーもなくなったし。警察に対して「強盗に遭った」とウソの申告をしたって。理由がよく分からないし、何よりブラジル人をバカにしているよねえ。いろいろあったリオ五輪だけど、次はいよいよ東京だね。リオから五輪旗を受け取ってきた小池都知事が今後、どうリーダーシップを発揮するのか楽しみだね。(フリーアナウンサー)

最終更新:9月4日(日)16時51分

スポーツ報知

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