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【新潟記念】アデイインザライフ、大外一気!横山典が史上4人目のJRA全10場重賞制覇

スポーツ報知 9月5日(月)6時4分配信

◆第52回新潟記念・G3(4日・芝2000メートル、新潟競馬場、良)

 サマー2000シリーズ最終戦の第52回新潟記念・G3は2番人気のアデイインザライフが重賞初勝利。横山典弘騎手(48)=美浦・フリー=は安田富男、武豊、藤田伸二に続く史上4人目のJRA全10場重賞制覇を達成した。

 大歓声のスタンド前。ファンの目の前で巨体を揺らしながら外ラチ近くを先頭で駆け抜けたのは、アデイインザライフだった。外枠から好スタートも、道中は馬群から離れた後方2番手に。それでも、横山典は「この馬のリズムを大事に」とパートナーの力を信じて待っていた。

 直線では思い切って大外へ。横一線となった馬群を残り100メートルで一気にかわしてゴールへ。条件戦から3連勝で、重賞初制覇を果たした。横山典は「後ろからソーッと行って、どれだけ伸びるか。器用ではないので、エンジンをかけたら不利なく走らせたかった。暑さを我慢してパワーアップしてくれていたし、返し馬の感じも良くて本当に状態は良かった」と、お立ち台で『横山典弘らしい乗り方』と表した勝利を振り返った。

 デビューから18回挑戦して2着4回。はね返され続けてきた新潟の重賞を初制覇。リーチがかかってから14度目の挑戦で、史上4人目となるJRA全10場重賞制覇を最長キャリアで達成。鞍上は「31年目でようやく。本当にうれしい」と笑顔がはじけた。

 昨年2月末に勇退した鈴木康弘元調教師のもと、14年報知杯弥生賞ではトゥザワールド、ワンアンドオンリーに続く3着で、皐月賞(16着)に駒を進めた素質馬が見据えるのは大舞台。このまま、福島県のノーザンファーム天栄へ放牧に出されるが、「この馬も秋にはもっと良くなると思う。僕自身も頑張りたい」と横山。軌道に乗ってきたパートナーとともに、さらなる飛躍を心に誓う。(上倉 健)

 ◆アデイインザライフ 父ディープインパクト、母ラッシュライフ(父サクラバクシンオー)。美浦・萩原清厩舎所属の牡5歳。北海道白老町の(有)社台コーポレーション白老ファームの生産。通算成績は13戦6勝。重賞初勝利。総収得賞金は1億3203万9000円。馬主は池谷誠一氏。

最終更新:9月5日(月)6時4分

スポーツ報知

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