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小栗旬、海外進出 クライムサスペンス・ドラマ『代償』日米同時配信

オリコン 9月5日(月)6時0分配信

 俳優の小栗旬が、Huluオリジナル連続ドラマ『代償』(今秋日米同時配信開始予定、全6話)で、海外進出することがわかった。小栗は「自分たちが作った作品が海外の方にどのように感じていただけるのか気になりますね。キャストもスタッフも精一杯やりましたので」と自信をにじませる。

薄気味悪いサイコパスを演じる高橋努

 2005年に『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞した伊岡瞬氏が14年に上梓した同名小説(角川文庫)を映像化。主人公は、幼少期の壮絶な経験により重度の強迫性障害を患いながらも、弁護士として実績を上げている奥山圭輔。ある日、自らを不幸のどん底へと追い詰めた張本人である安藤達也から弁護を依頼される。達也の狙いとは何なのか!? 弁護士として彼を救うのか、それとも…。圭輔は正義と悪の間で揺れに揺れ、ますます追い詰められていく震撼のクライムサスペンス。

 これまで実験的な作品にも果敢に挑戦し、さまざまな役を演じてきた小栗が、本作で“精神の限界まで追い詰められた弱々しい男”の役に挑み、さらなる新境地を開く。

 小栗は「原作を読んだ時点で『これはしんどい役になるだろうな』と予想はしていましたけど、実際に撮影をしてみて『やっぱり、なかなか大変だな』と(笑)。撮影以外の時は、役のことをあまり考えないようにしようと思ってはいても、結局考えてしまうので、僕自身も日頃からざわざわしている感じがあります」と手応えを語っている。

 得体の知れぬサイコパス・達也を演じるのは、高橋努。普段から親しい間柄の高橋との共演は「すごく助けられています」。達也はあたかもゲームを楽しむかのように、自らの手を汚さずに周囲を操り、犯罪を繰り返す脅威の存在。小栗は「努くんが演じる達也は何を考えているのかよく分からないし、それでいて相手を射抜くような目をしているところもある! いざ会ってみると、やっぱりちょっと気持ち悪くて(笑)、僕もより圭輔として気持ちが入るんです」と高橋の熱演ぶりを伝えている。

 中学時代の圭輔の友人で、当時から達也の正体を熟知し、その本性を白日の下にさらそうと取材を続けるジャーナリスト、諸田寿人役に淵上泰史。達也の義母で、根っからの悪党の安藤道子役に片岡礼子。人知れず苦しむ圭輔を静かに見守り、支え続けている心療内科「吉田クリニック」の医師、吉田肇役に平田満。圭輔が所属する「白石法律事務所」の所長、白石慎次郎役に石橋凌。

 達也に有利な証言をする佃紗弓役に柳英里紗、達也のさまざまな悪事の片棒を担いでいる舎弟・田口優人役に栁俊太郎。強盗殺人事件の容疑者として捕まった達也の公判を担当する東京地方検察庁の検察官、茂手木一之役に堀部圭亮らが脇を固め、物語を盛り上げていく。

 戸石紀子プロデューサーは「小栗さんが演じる圭輔は、神経質で精神疾患がある役どころなので、彼が追い込まれていくシーンは丁寧に時間をかけて撮影しました。この作品は、海外ドラマのように余計な説明を省いて、スピーディーな展開に見せることを意識しています」と話している。

最終更新:9月5日(月)6時0分

オリコン