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東京五輪へ進化さらに 井上康生さん講演

岐阜新聞Web 9月4日(日)9時17分配信

 岐阜県瑞穂市の朝日大の公開講座が3日、同市別府の市総合センターで開かれた。リオデジャネイロ五輪の柔道日本男子監督井上康生さんらが講演。井上さんは「全7階級のメダル獲得は選手やスタッフらが一丸となったおかげ。東京五輪に向けて結果に満足せず、進化を求めることが大切だ」と語り、柔道界に引き続き応援を求めた。
 公開講座は毎年開催。来年4月の健康スポーツ科学科の設置を記念し、井上さんらに依頼した。約1100人が訪れた。
 井上さんは柔道を始めることになった父の影響に触れ「人に感動を与える柔道を目指して、攻撃的な柔道を身に付けた。指導者としての柱も学んだ」と原点を振り返り、シドニー五輪柔道男子100キロ級で金メダルに輝いた理由を「挫折から逃げず、夢を持ち続け、努力したことがつながった」と語った。
 続いて、監督として進めた意識、練習法、組織力などの五つの改革を説明。「自己マネジメント能力がないと五輪では勝てない。全員の力を結集しないと勝利できないほど、世界の“JUDO(柔道)”のレベルは上がっている」と指摘し、改革を持続させることが東京五輪の成功の鍵を握ると示していた。
 また、アテネ五輪女子ハンマー投げに出場し、同大客員准教授の室伏由佳さん、日本オリンピック委員会理事の藤原庸介さんも講演した。

岐阜新聞社

最終更新:9月4日(日)10時34分

岐阜新聞Web