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十勝川、一時決壊寸前 水系6河川の12カ所で最高水位

北海道新聞 9月4日(日)7時30分配信

本流一部で堤防限界超す

 【帯広】台風10号の豪雨の影響で、十勝川水系6河川の16観測所のうち、十勝川の茂岩観測所(十勝管内豊頃町)など12カ所が観測史上最高の水位を観測したことが、帯広開建のまとめで分かった。十勝川本流の一部が、堤防の限界を示す「計画高水位」を上回り、「いつ決壊してもおかしくない状態だった」(同開建)ことも明らかになった。

 過去最高の水位を記録した観測所は、十勝川が茂岩を含む4カ所、支流で一部が決壊した札内川3カ所、音更川2カ所のほか、利別川、士幌川、猿別川の各1カ所だった。このうち、計画高水位を超えたのは十勝川の芽室太(芽室町)、千代田(幕別町)、茂岩の3カ所。このほか、札内川の南帯橋(帯広市)でも計画高水位を超えた。

 特に茂岩の水位(基準となる海面からの高さ)は8月31日午前11時、過去最高を2・6メートル超える12・68メートルを観測。通常よりも10メートル以上高く、計画高水位を1・05メートル上回った。

 原因は、6河川の上流部が集中する日高山脈の十勝側に29日夕から降り続いた局地的な大雨

北海道新聞

最終更新:9月4日(日)7時30分

北海道新聞