ここから本文です

敦賀湾と琵琶湖つなぐ運河を検討 自民党福井県連が会を設立へ

福井新聞ONLINE 9月4日(日)8時18分配信

 自民党福井県連は3日、県版の1億総活躍や地方創生の一環として、敦賀湾と琵琶湖を水路でつなぎ、大阪湾に抜ける「本州横断運河構想」の検討会を立ち上げることを決めた。過去に国も検討した経緯がある構想で、滋賀県連などに協力を呼び掛け、地元の経済効果や費用対効果を調べ横断運河の可能性を研究していく。

 同日、福井市の県繊協ビルで執行部会と拡大執行部会を開き了承した。

 敦賀湾と琵琶湖を結ぶ運河構想は、古くは平安時代から度々練られてきた。1960年代には琵琶湖を経由し伊勢湾までつなぐ「日本横断運河」の建設促進期成同盟会が結成され、会長に当時の大野伴睦・党副総裁、副会長に北栄造福井県知事が就任。政府予算で調査費まで付いた。

 山本拓県連会長はあいさつで「本州横断運河は夢のあるテーマ。どれだけの経済効果があるのかを滋賀県側と共同で勉強を進め、どんな絵が描けるかを考えていきたい」と述べた。

 山本会長によると、国土交通省は敦賀湾から琵琶湖まで約20キロの整備費用を算出し、クルーズ船での観光を念頭に対象船も検討するという。

 山本会長は終了後、「北陸新幹線若狭ルートが完成すれば相乗効果も出てくる。市町や県とも相談し、機運を盛り上げたい」と記者団に話した。検討会は党員だけでなく県民にも広く参加を呼び掛ける予定。

福井新聞社

最終更新:9月4日(日)15時7分

福井新聞ONLINE