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台風12号きょう暴風域に 長崎市、全域に非難準備情報 住民ら警戒強める

長崎新聞 9月4日(日)10時4分配信

 強い台風12号の接近を受け、長崎県内の各自治体や住民は警戒を強めた。長崎市は3日、市内全域の約21万世帯、43万人に避難準備情報を発表、市内に避難所を86カ所開設した。

 同市宝町のスーパー「ジョイフルサン宝町店」では台風接近に備え、パンやペットボトルの水などを通常の1・5~2倍ほど仕入れたが、3日の午前中をピークにパンはほぼ品切れ状態。水もケース買いする客が目立ったという。

 五島市では雨風に備え、漁業者が各港で船を頑丈に固定する姿が見られた。富江町の漁師、中野敬三さん(54)は「今後の進路を注視し万全を期す。被害なく過ぎ去ってほしい」と話した。

 交通機関にも海の便を中心に影響が出た。雲仙市の多比良港と熊本県の長洲港を結ぶ有明フェリーが3日、午後からの往復計18便を欠航し、4日は終日欠航予定。島原港と熊本港を結ぶ九商フェリーと熊本フェリーが3日午後からの便を中心に欠航、4日も全便欠航予定になるなどした。長崎と五島を結ぶジェットフォイルとフェリーも4日、全便欠航の予定。

 クルーズ船の長崎入港でも4日入港予定の「コスタ・アトランチカ」が予定をキャンセルした。

長崎新聞社

最終更新:9月4日(日)10時12分

長崎新聞