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石材会社が特産ブドウ栽培 荒廃する畑守ろうと

両丹日日新聞 9/4(日) 8:00配信

 京都府福知山市前田新町に本社を置く石材業の横田石材(横田幸則社長)が、農業事業部を立ち上げ、三和ブドウの産地として知られる三和町大身地区でブドウ栽培をしている。苗木を植えて4年目となる今年、初めて収穫したが、本格的に販売するのは来季からになるという。

 大身地区では最盛期に20軒以上がブドウ栽培をしていたが、高齢化などに伴って現在は半減している。このため、同社は荒廃するブドウ畑を守ろうとの思いから、地元農家の約30アールの畑を借り、一昨年から栽培を始めた。

3品種136本苗木植えて4年目

 品種は、大身地区で受け継がれている糖度が高く濃厚な味わいの「マスカットベリーA」と、粒が大きくて果肉が柔らかめの「藤稔」、芳醇な香りと味わいで皮ごと食べることができる「シャインマスカット」の3品種で、合わせて約136本を植えている。

 シャインマスカットを除いて8月中旬から初収穫し、全部で約900房(約450キロ)を摘み取った。来季は約4千房(約2千キロ)、2、3年後の最盛期には約2万房(約5千キロ)の収穫を目標にしている。

 来季からインターネットや同社の店舗で販売する予定で、付加価値を高めるために、ジャムや干しブドウにする計画も立てている。

 西村悦雄部長は「今年は夏場に日照りが続きましたが、定期的に潅水をし、実が割れることなく糖度が高いおいしい実がなりました。電気柵やネットを張ったため、有害鳥獣の被害を受けることなく済みました」と喜んでいた。

両丹日日新聞社

最終更新:9/4(日) 8:00

両丹日日新聞