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リオ五輪振り返る山口舞と宮下遥  バレー女子代表のシーガルズ2選手

山陽新聞デジタル 9月4日(日)9時0分配信

 リオデジャネイロ五輪バレーボール女子で5位だった日本。代表メンバー12人中、最年長としてチームをまとめた岡山シーガルズの山口舞(33)、正セッターとして奮闘した宮下遥(22)に、五輪での戦いぶりや来月開幕するV・プレミアリーグに向けての抱負など聞いた。

 ―リオ五輪では、目標だったメダルに残念ながら届かなかった。

 宮下 合宿でけが人が出たこともあり緻密な練習ができず、不安を抱えたまま試合に入った。外国の選手は高さやパワーに加え、ワールドカップや世界選手権と比べて気迫が全然違い、まったく通用しなかった。上に行きたかったが、自分たちにそこまでの力は正直無かった。

 ―最後の五輪と位置付けて臨んだ今回。銅メダルだった前回ロンドンと比較してどうだったか。

 山口 前回はみんなにメダルを取りたいという強い思いや責任感があった。今回は一部の選手に浮ついたり中途半端な気持ちがあり、それに仲間が引き寄せられてしまう時間が多かった。精神的なもろさがあった。

 ―4年後には東京五輪が開かれる。今回の経験をどう生かすか。

 宮下 (東京五輪は)新しい選手やスタッフになると思う。その中で自分に与えられた役割を全うできるように準備していく。やれることをしっかりやって迎えたい。

 山口 (宮下には)この試合で力を出したいと思った時に出し切れるように、気持ちの安定感を身につけてほしい。

 ―シーガルズでの今季の戦いも始まる。来月には3連覇が懸かる岩手国体があり、V・プレミアリーグも開幕する。

 宮下 今年は若手が多く爆発力がある半面、安定性はやや落ちる。私が先輩に引っ張ってもらったように、若い選手をうまく使って戦いたい。

 山口 岡山県では国体の注目度も高く、優勝したいという思いはある。プレミアリーグはベスト6に残ることが第一条件。リーグ戦を重ねるとお互いに対戦相手のことが分かってくるが、去年はそこから勝てなかった。今年は通用するよう工夫しないといけない。

最終更新:9月4日(日)9時0分

山陽新聞デジタル