ここから本文です

武井壮「大人に夢がないのに子どもに夢を託してどうする!」

TOKYO FM+ 9月4日(日)11時22分配信

ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍するふたりが語らう「三井ホーム Presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」。9月4日の放送は、「百獣の王」こと武井壮さんと、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋さんによる対談の第3回目でした。(全4回)

今回は「夢のつかみ方」についてふたりが対談。最近のジュニア教育に疑問を持っているという武井さんは、「大人自身がゴールがないことに気づいてなくて、小さな入口しかないのにそこに向けて尽力することが何かいいことみたいに受け取っていたり、ただ努力しているだけになってる。大人に夢がないのに子どもに夢を託して英才教育しているのが、いまのジュニア教育のひどい例だと思います」と発言。さらに、「30代からでも40代からでも、これをスタートさせたらこんな風になれるんだと見せてる大人が少ない」とも嘆きました。

藤田:世の中の仕組みは、本当は早いうちに教えないといけないけど、学校教育ではまったくそこをスルーしていますよね。

武井:日本は決断の時期が早すぎる気がしていて。高校卒業の時に進学か就職か迫られて、大学卒業の時には新卒で会社に入って、その会社とともに人生を歩むことを選ぶとか。だから、就職活動をしている人はそこで人生が決まる覚悟で臨むんだけど、その割に世の中のことを何にも知らなくて、仕事のこともわかってなくて。これ、選ぶの無理じゃないですか?

藤田:そこは昔よりはちょっとはましになってきているんですけど。多分、僕や武井さんがそのくらいの歳だった頃は、お見合い結婚みたいに「よく知らない男性とお見合い一発で、あとはその人と人生を歩んでください」みたいな就職でした。最近の学生はネットで調べまくっていて、その会社について知り尽くしているし、インターンも主流になってきているから、しばらく働いて雰囲気をみて入社しようみたいな。ただ、ほとんどみんな新卒でしか企業が採用しないので、そこで決めなくてはならないですね。

武井:それが結構よくないんじゃないかなと思っていて。30歳手前ぐらいでもう一回チャンスがあるような、大学生の就活的なタイミングを作ったらおもしろいんじゃないかなと思うんですよね。

藤田:企業の採用タイミングを多様化させたら解決すると思うんです。

武井:それは可能なものですかね?

藤田:はっきり言って可能なんですけど、いまは新卒で採るのが効率がいいので、相当なテコ入れは必要ですね。簡単には変わらない。

自身もゴールが見えない「十種競技」というマイナー競技を続けていた武井さんが夢をつかんだ芸能界入りのきっかけは、サイバーエージェントが運営する動画配信サービス「アメスタ」への出演だそう。「アンタッチャブルの柴田くんと『柴田・武井の目指せ百獣の王!!』という番組をさせていただいていて、そこで動物に勝てるとうそぶいていたことで、その後“百獣の王・武井壮”としてテレビでデビューすることになったんです。サイバーエージェントさんには、ちょいちょいきっかけをいただいてますね」と感謝を伝える武井さん。藤田さんは、「社員も武井さんのファンが多いんですよ。武井さんが僕を褒めてくれるので、『社長すごいですねぇ』と言われます」と武井さんの成功を喜んでいました。

(TOKYO FMの番組「キュレーターズ」2016年9月4日放送より)

最終更新:9月4日(日)11時22分

TOKYO FM+

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。