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売り上げ不振で経営縮小 ポートホールン運営「ホーランドビレッジ」 4店の直営撤退

長崎新聞 9月4日(日)10時4分配信

 西海市西彼町の市民交流型観光施設「ポートホールン長崎」を運営する観光リゾート運営会社ホーランドビレッジ(同市)は3日、売り上げ不振などを理由に、今月末で施設内のレストランや売店など4店舗の直営事業から撤退し、経営規模を縮小することを明らかにした。

 これに伴い、パートを含め35人の従業員を2、3人まで人員整理し、業務を施設の管理運営に絞る方針。来月からレストランや売店の運営は別の事業者に引き継ぐ考えで、リストラした従業員の雇用も交渉する。

 ホーランドビレッジはバイオパークを中心に市内の企業などが出資し、昨年5月に設立。旧長崎オランダ村跡地の一部約1万平方メートルを西海市から10年間無償で借り受け、既存の建物などを市の支出約4億円も含め計約5億5千万円をかけて改修し、4月にポートホールンを開業した。施設は入場無料で、直営やテナントの飲食店や売店、子どもが遊べるコーナーなど約20施設を展開している。

 ホーランドビレッジによると、ポートホールンの入場者数は開業1年目の目標35万人に対し、8月末までに約15万人。売り上げは年間5億2千万を見込んでいるが、開業から5カ月間の目標に対しては6割弱にとどまっており、集客、売り上げともに伸び悩んでいる。

 坂本信吾社長は長崎新聞の取材に「お客さまのニーズに応えきれていなかった」と原因を述べ「従業員に迷惑を掛けて申し訳ない。事業の推移を見ながらしっかりとしたスキームを構築していきたい」と話した。

長崎新聞社

最終更新:9月4日(日)10時4分

長崎新聞