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浜松だけの名物「空飛ぶ新幹線」見納めへ 本物の「D・E席」や時計も販売

乗りものニュース 9/4(日) 17:02配信

浜松でしか見られない「新幹線名物」

 JR東海・浜松工場(静岡県浜松市)の“名物”である「空飛ぶ新幹線」が、もうまもなく見られなくなります。

【画像】空飛ぶ「ドクターイエロー」

 浜松工場では、新幹線車両の大掛かりな検査(全般検査)にあたり、客室などがある車体部分と、車輪やモーターがある台車部分を分離、合体させるため、車体をクレーンでつり上げています。

 普段は地上を高速で走っている1両およそ25mもの大きな車体が宙に浮き、空中を移動する姿は非日常的で、迫力もあり、例年夏に開催される同工場の一般公開イベント「新幹線なるほど発見デー」では、この「空飛ぶ新幹線」の実演は高い人気です。

 新幹線車両の全般検査を行う施設はほかにもありますが、このようにクレーンを使ってつり上げているのは浜松工場だけ。「空飛ぶ新幹線」は同工場の“名物”になっています。

 しかし今後、クレーンではなくジャッキアップで車体と台車を分離、合体するよう検査方法が変更されるため、“新幹線唯一の名物”は見られなくなります。それを見られる今年の「なるほど発見デー」も、すでに終了しました。

 ただ、まだその“名物”を見られるチャンスがあります。JR東海が2016年9月18日(日)と19日(月・祝)、その“最後の実演”として無料イベント「さよなら車体上げ・載せ作業実演」を開催するのです。

 JR東海によると、「なるほど発見デー」で見られる実演とは異なる“特別な形”を予定しているといいます。

「本物の新幹線の部品」も購入可 700系新幹線の座席など初出品

 まず“特別”なのは、「先頭カバー、床下機器、ロゴマークなし」です。

 いつもの「なるほど発見デー」では、駅で見られるのと同様の姿をした新幹線車両が空を飛びますが、今回の「さよなら」イベントでは、先頭車両の前面にあるカバーが取り外され内部の連結器が見える状態で、かつ車体床下に取り付けられている機器も外され、車体側面の「N700A」ロゴもないという、普段はなかなか見られない姿の新幹線車両が空を飛びます。クレーンへの装飾も“特別”に行うそうです。

「いつもより長く止まっている」のも“特別”なポイント。空中で停止する時間を多めに確保し、記念撮影しやすいよう配慮するといいます。また、浜松工場とその「車体上げ・載せ作業実演」の歴史を紹介するパネルの展示、「記念ポストカード」(数に限りあり)の配布も行われます。

 実演は9月4日(日)現在、10時25分、11時00分、11時35分、12時55分、13時30分、14時05分、14時40分の計7回を予定。浜松工場に駐車場はありませんが、浜松駅北口付近とのあいだで運行される無料シャトルバスが利用可能です。

 また今回の「さよなら車体上げ・載せ作業実演」では、取り扱いが初めてのものを含む「本物の新幹線の部品」を購入できるのも大きな特徴です。

 まず、700系の「客室座席(普通車)」。D席、E席として使われた2人掛け座席のセットで、700系のそれが販売されるのは今回が初といいます。座布団より下の回転機構はありません。

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最終更新:9/4(日) 23:25

乗りものニュース

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