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「バン、バン」一気突入 立てこもり7時間半...閃光弾、動いた現場

福島民友新聞 9月4日(日)14時43分配信

 「バン、バン」。発生から7時間30分、まばゆい光と大音量を発する閃光(せんこう)弾と同時に事件は動いた。福島市瀬上町の賃貸アパートで3日午前に発生した、男が知人の20代女性方に押し入った監禁容疑事件。交通量の多い国道4号にほど近い住宅地は立ち入り禁止の黄色いテープが張り巡らされたまま夜に突入、推移を見守る住民から監禁された女性の体調を心配する声も聞かれ始めた同日午後7時ごろ、一気に捜査員がなだれ込み、伊達市、会社員の容疑者(23)を取り押さえた。

 3日午前11時30分ごろ、110番通報を受け、福島北署が捜査を開始。女性が監禁されているのを確認し、容疑者への説得を開始した。女性とは隣室の壁越しに話すことができ「大丈夫」と話していたことから、容疑者を刺激しないよう周辺を立ち入り禁止にして、慎重に説得を続けた。

 警察が大きく動き始めたのは午後6時すぎ。現場周辺にはしごを持った捜査員が登場。午後7時ごろ、閃光(せんこう)弾の音とともに捜査員がはしごなどを使い窓や玄関などから一斉に部屋へと入り、女性を保護した。女性は手足などは縛られておらず、病院に搬送されたが、けがなどはなかった。突入の捜査員にもけがはなかった。

 取り押さえられた容疑者は福島北署に連行。午後7時20分ごろ、ベージュの毛布を頭からかぶり、同署庁舎に入った。

福島民友新聞

最終更新:9月4日(日)14時43分

福島民友新聞