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ごはんを食べる美術館? 使ってこそわかる有田焼の魅力を〈USEUM ARITA〉で体感

Webマガジン コロカル 9月4日(日)12時37分配信

コロカルニュースvol.1844

日本初の磁器として、佐賀県が世界に誇る“有田焼”。そんな有田焼は2016年の今年、創業400年の節目を迎え、つぎの100年へ向けて新しい有田の物語を綴るさまざまなプロジェクトに取り組んでいます。

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そんなプロジェクトのひとつとして満を持してお目見えしたのが、〈USEUM ARITA(ユージアム アリタ)〉。有田焼を目で見て楽しむMUSEUMの要素に加えて、実際に有田焼を“USE=使う”ことができる、体験型の施設だそうです!

なんだかワクワクする合言葉は、「名作で、ごはんを食べる 美術館?」。“使う”という器本来の用途によって、有田焼400年の歴史とこれからの有田焼を、手で、目で、舌で楽しんでほしい……という想いから生まれた、ありそうでなかった、新しい体験型の美術館なのです!

食事で用いられるのは、なんと、人間国宝(井上萬二氏、中島宏氏、14代今泉今右衛門氏)と三右衛門(今泉今右衛門氏、酒井田柿右衛門氏、中里太郎右衛門氏)の究極の器!

ブランチタイムの“朝御膳”とランチタイムの“昼御膳”で、それぞれ、佐賀の自慢の食材を使った季節のお料理を楽しめます。

またカフェタイムでは、現代的な有田焼の器を使ったスイーツセットもいただけるとか。朝御膳・昼御膳とはまたひと味違う、スタイリッシュな有田焼の顔に出会えそうです。

また器を“使う”楽しみは、食べることだけではありません。〈USEUM ARITA〉のギャラリースペースでは、“喫む、呑む、設える、生ける、灯す、遊ぶ、旅する、贈る”をテーマに、有田焼を使って暮らしを豊かに彩るヒントや工夫を提案。有田焼がこれまで国内外で取り組んできたプロジェクトを紹介しながら、私たちの暮らしをちょっぴり楽しく、豊かにしてくれるような器の楽しみを教えてくれます。

“喫む”、はたまた“呑む”。多彩な表情や技を持つ有田焼が、つかい手それぞれの暮らしに寄り添います。

インテリアとして。贈り物として。“食”以外の有田焼の魅力も満載です。

さらに、〈USEUM ARITA〉と連動して、九州陶磁文化館の館内では、9月25日(日)までの期間中、特別企画展『人間国宝と三右衛門』を開催。展示で、名陶の卓越した技術や創造性を目で見て楽しむとともに、〈USEUM ARITA〉で実際にその名作にふれ、食事を堪能するという、この期間ならではの、貴重な連動企画となっています。

〈USEUM ARITA〉は11月27日(日)まで開催。秋のおでかけにぜひ、“有田焼400年”に湧く有田のまちを訪れてみては?

information
〈USEUM ARITA〉
会場:佐賀県立九州陶磁文化館 アプローチデッキ
住所:佐賀県西松浦郡有田町戸杓
営業時間:10:00~16:30
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
期間:2016年8月11日(木)~11月27日(日)
予約受付TEL:0955-41-9120(受付時間 10:00~16:30)
お問い合わせTEL:0952-27-7102(受付時間 平日10:00~16:30)
※お食事のご予約は、専用の予約受付ダイヤルにて受け付けます。カフェ利用のご予約はできません。


writer profile
Yuki Hashimoto
橋本ゆうき
はしもと・ゆうき●長崎県出身。大学でデザインや工芸について学び、在学中より、これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーを発行。その後、長崎県のタウン誌「ながさきプレス」に約5年勤務。編集長も務める。現在は、まちや地域、暮らしに携わる編集者。

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最終更新:9月4日(日)12時37分

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