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新井和響さん “早食い王”引退で会社員生活も夕食は米5合

日刊ゲンダイDIGITAL 9月5日(月)9時26分配信

 90年代後半から2000年代前半、大食い・早食い番組で活躍した新井和響さん(49)。00年には米NYで毎年開催される「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」で優勝するなど、ワールドワイドに活躍した。しかし、最近は新井さんの食べっぷりを見ない。今どうしているのか。

■早食い大会きっかけに筋トレに熱中

 会ったのはJR大宮駅から徒歩3分にあるホテル1階のラウンジ。新井さん、日焼けし、アラフィフとは思えない引き締まった精悍な体つきでカッコイイ。

「30代半ばごろから筋トレにハマり、毎朝40分かけて腕立て500回を2セット、腹筋60回を3セット、ほかに10キロのダンベルを使って鍛えてます。ジムにも週1回通ってますし。日焼けは仕事のせい。車焼けですね」

 新井さん、まずはこう言った。

「大食い・早食いの大会に出ると、収録で夜中や明け方になって体力的にキツい。で、体力をつけようと鍛え始めました。もっとも、大会にはもう出場してなくて、今もいちおう芸能事務所に所属して年数回、テレビに出るとはいえ、基本的にはサラリーマンです。上尾にある自動車部品を販売する会社の営業で、関東一円の大手自動車メーカーの下請け企業を回ってます」

 結婚も?

「去年、ボクを応援してくださってた同い年の女性と再婚しました。07年に最初の結婚をし、9歳になる女の子がいるんですけど、3年前に離婚しましてね。今の妻は手紙をやりとりしたり、イベントに来て応援してもらったりしてるうちに……ハハハ。妻も普通の女の子よりよく食べる。だから、妻と2人の夕食の時は米を4、5合炊きます。分量が多くて料理するのも大変なため、フライパンを使う時は妻が具材を切り、炒めるのは腕力のあるボクが担当します。1カ月の食費? 普通の4人家族分ぐらいの金額でしょう」

 エンゲル係数がメチャクチャ高そうだ。

■大会で出てくる食べ物はおいしくない

 さて、埼玉出身の新井さんはもともと大食いでも早食いでもなく、普通の食事量だった。ところが、高校卒業後、体育会系の社風の外国製家電を販売する会社に就職したところ、ストレスで食べられなくなり退社。その反動で3、4人前を平らげるようになり、友人に勧められ大食い番組にチャレンジ。96年、「TVチャンピオン」(テレビ東京系)で第5回激辛王になり、99年には「TVチャンピオン」で第1回早食い日本一に。00年の「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」では12分で25本と8分の1本を食べ優勝するなど、大食いのなかでも、とくに早食いで活躍した。

「『TVチャンピオン』の優勝賞金は50万円。1カ月の稼ぎは、いい月で200万から300万円にもなり、好きな食べることが仕事になって楽しかったですね。あと、小林尊クンとか赤阪尊子サン、白田信幸クンといった大食いタレントの人たちや、全国のイベントでいろんな方たちと交流できたのもいい経験でした。ひとりのサラリーマンだったら、できなかった体験ですもん」

「ただ、大会で出てくる食べ物って実はおいしくないことが多く、あまりにマズくて大会中、吐き気に襲われ、量より吐き気との戦いになるケースも正直、ありました。吐いたらダメ、トイレに行ったら失格。吐くんじゃなく、便意が起きても我慢しなくてはならず、それがキツい場合もありましたね。応援してくださった方たちがいたからこそ、やってこられたんだと思います。ファンレターは多い月で100通以上届き、返事は全部書いてました」

 夫人とオスの愛犬バーニーズ・マウンテン・ドッグとホテルから徒歩15分のマンションで暮らす。

最終更新:9月5日(月)14時15分

日刊ゲンダイDIGITAL