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【巨人】坂本、自打球途中交代も6年ぶり20号、首位打者キープ

スポーツ報知 9月5日(月)5時4分配信

 わずかにタイミングを崩されたが、坂本のバットはスライダーを完璧にとらえた。打球は、左中間席の中段に消えた。「初めての対戦なので、直球を頭に置いて打席に入りました。うまく反応して打つことができました」。初回、小笠原の立ち上がりを攻めて無死二塁。重信が2球連続でバント失敗し、最後は左飛に倒れたが、続く主将の一振りで帳消しにした。7試合ぶりの2ランで、10年以来6年ぶりに20発に乗せた。

 オフからの打撃フォーム改造が、数字を押し上げている。目線のブレを抑えるために、構える際のスタンス幅を広く取ったことで、まずは確実性がアップ。さらに、ギリギリまで右足に体重を残すこと、そこから左足で踏ん張りながら、背筋をフル稼働してフルスイングできるようになったことで飛距離も伸びた。フォームを一新することについて、「ワンランク上の選手になるため」と明かしていた背番号6。打率も3割4分7厘とし、10年にロッテ・西岡がマークした遊撃手の歴代最高打率(3割4分6厘)更新も見えてきた。

 ただ、試合がこうちゃくしていた中盤にはアクシデントに見舞われた。3点リードの5回2死で、自打球が左膝付近を直撃した。一度ベンチ裏に下がってから打席に戻り、粘って四球で出塁。6回も守りに就いたが、痛みが引かず7回の守備から交代した。アイシング治療後はベンチで戦況を見守るも、中押し点が奪えないまま終盤で逆転負け。坂本にとってもチームにとっても、痛すぎる途中交代となった。

 敗戦が続き、主将の頭の中はチーム状況を立て直すことでいっぱいだ。今後の出場については「明日、あさっての様子を見てになると思います」と言う一方、「流れが悪い。僕ら選手が一人一人、しっかり気持ちを持ってやるしかない」と語気を強めた。苦しい時こそ、坂本が打開しなければならない。(尾形 圭亮)

最終更新:9月8日(木)2時14分

スポーツ報知

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