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米運輸省、羽田昼間便を正式決定 ミネアポリスなど5路線

Aviation Wire 9月5日(月)19時1分配信

 米国運輸省(DOT)は羽田空港の昼間時間帯発着枠の配分について、航空会社と就航地を現地時間9月1日に決定し、米航空4社に提案していた配分案で確定した。航空各社は10月30日からの冬ダイヤで運航を開始する。

◆冬ダイヤで昼間帯に移行

 決定したのはアメリカン航空(AAL/AA)のロサンゼルス便、ハワイアン航空(HAL/HA)のホノルル便、ユナイテッド航空(UAL/UA)のサンフランシスコ便、デルタ航空(DAL/DL)のロサンゼルスとミネアポリス便の計5路線。このうち新規路線となるのはミネアポリス便で、このほかの4路線は現在の深夜早朝帯から移行して運航する。

 米航空4社は4月21日、DOTに羽田への昼間帯定期便開設を申請。日米双方に割り当てられる昼間時間帯に5便(往復)ずつに対し、計9路線を届け出た。4社は深夜早朝帯からの移行4路線のほか、新規5路線を申請していた。

 このうち、ハワイアン航空が申請していたハワイ路線(ホノルル週4往復、コナ週3往復)は、DOTが5月13日に開設を承認(関連記事)。12月から深夜帯で運航を開始する。

 残り8路線のうち5路線が今回決定した路線で、DOTのアンソニー・フォックス長官が7月20日、米航空4社に対し提案した。アメリカン航空のダラス・フォートワース便とデルタ航空のアトランタ便、ユナイテッド航空のニューアーク便の計3路線は開設を見送った。

◆日米双方に昼間5便、深夜1便ずつで合意

 国土交通省は2月16日から18日まで、都内で米国の航空当局と協議。羽田空港の昼間時間帯に米国路線が就航することで合意した。

 今回の合意では日米双方に対し、昼間時間帯に5便(往復)ずつ、深夜早朝時間帯に1便(往復)ずつ配分。5便のうち4便分は、現在使用している深夜早朝の発着枠4枠をすべて昼間へ移行し、新たに1便分の発着枠を配分する。これにより深夜早朝は発着枠がなくなるため、深夜早朝にも1便分の発着枠を新設する。

 これにより運航数は、現在の週28往復から42往復に増加することになる。

◆JALは2枠、ANAは計4枠

 国交省は4月26日、昼間帯5枠の発着枠を全日本空輸(ANA/NH)に3枠、日本航空(JAL/JL、9201)に2枠を配分すると発表。新設した深夜早朝枠もANAに配分を決定し、6枠ある米国路線の発着枠はANAが4枠、JALが2枠と傾斜配分された。

 ANAは5月12日、羽田からのニューヨーク線とシカゴ線を新規開設すると発表。現在運航しているホノルル線を昼間帯に移し、ロサンゼルス線は深夜帯での運航を継続する。

 JALは7月11日、既存便のスケジュール変更を発表。サンフランシスコ行きは午後7時台に、ホノルル行きは午後10時台に出発するスケジュールを、10月30日から適用する。

◆最多はホノルル週25往復

 冬ダイヤ以降は、日米の6社が7都市から乗り入れることになる。最も多いのはホノルル便の週25往復で、JALとANA、ハワイアン航空の3社が運航する。このほか、ANAとデルタ航空、アメリカン航空が運航するロサンゼルス便(21往復)、JALとユナイテッド航空が運航するサンフランシスコ便(14往復)の3路線が、複数の航空会社が運航する路線となる。

 一方、1社のみが運航する路線が4路線で、ANAはニューヨークとシカゴへ、デルタ航空はミネアポリスから、それぞれ週7往復ずつ運航する。このほか、ハワイアン航空がコナから週3往復を運航する。

Yusuke KOHASE

最終更新:9月5日(月)19時1分

Aviation Wire