ここから本文です

「LINEモバイル」月500円の殴り込み 機能はLINEだけの強気

J-CASTニュース 9月5日(月)19時27分配信

 無料通話ができるメッセージアプリのLINEは、MVNO事業(仮想移動体通信事業者)で激戦の格安スマホ市場に参入する。新たに基本料金月額500円(税別)からの「格安」の「LINEモバイル」の提供を開始する。最安のプランはほぼLINEにのみ機能を絞る強気の販売戦略だ。

【写真】スマホ画面はこうなる

 LINEは2016年9月5日14時から、Webサイトで2万契約限定の先行販売を開始。SIMカードが手元に届けば、手持ちの携帯端末で利用できる。本格販売は10月1日からの予定で、当面はインターネットでの販売だが、「ユーザーの声を聴きながら、状況にあわせて販売店にも進出していきたい」(LINEモバイルの嘉戸彩乃社長)という。

■「日本ではまだ半分の人が利用していない」

 LINEは全世界で2億2000万人、日本でも6200万人が利用している。今回は日本での販売となる。

 LINEモバイルは、NTTドコモの通信回線を利用する。LINE、Facebook、Twitterのデータ通信量をカウントせず、無料でいくらでも利用できるのが特徴で、プランは2つ。

 ひとつが月額500円からの「LINEフリー」。「LINE」での通話・トーク(画像や動画のやり取りも含む)が使い放題で、LINE以外の通信も1GBついている。スマートフォンのエントリーユーザーやライトユーザー向けのプランだ。

 また、LINEアカウントの新規作成にあたって、通常は必要とされるFacebook認証やSMS認証を必要とせずに、簡単にLINEでのコミュニケーションを開始することができる、としている。

 もう一つが、「コミュニケーションフリー」プラン。月額1100円から3GBから10GBまでデータ容量を選べて、電話を含むLINE機能に加え、FacebookとTwitterのデータ通信も使い放題となる。音楽やゲーム、動画などのヘビーユーザーに対応し、つながらないストレスがなくコミュニケーションできるとしている。

 それぞれ、SMS(ショートメッセージ・サービス)や音声通話の有無、データ容量などのユーザーの利用状況にあわせて多くのプランを用意した。

 LINEは2016年9月5日の発表会で、舛田淳取締役CSMO(最高戦略・マーケティング責任者)とLINEモバイルの嘉戸彩乃社長が登壇。舛田CMOは、「スマートフォンは生活になくてはならないものになった半面、日本ではまだ半分の人が利用していない」と、まだまだ成長するマーケットであるとしたうえで、「利用料金とサービス内容のミスマッチから、料金設定に不満をもっている人は少なくない。こうした不満を解消し、ただ安いだけではなく、ユーザーの利用状況に応じて利用料金が選択可能な最適な価格を実現する」と強調した。

 また、MVNO事業への参入にあたり、新たに設立した子会社のLINEモバイルの嘉戸彩乃社長は、「スマートフォンは、家族や友人とのコミュニケーションになくてはならないツール。利用シーンにあわせたフリープランを用意することで、ユーザーとモバイルの付き合い方を変えていきたい」と意気込みを語った。

1/2ページ

最終更新:9月6日(火)11時53分

J-CASTニュース