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【ベトナム】オリックス、ビテクスコの発電子会社に出資

NNA 9月5日(月)8時30分配信

 オリックスは、ビンミン生産経営輸出入会社(ビテクスコ)グループ傘下の地場水力発電大手に出資する。シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)系のファンドとともに数十億円を投じ、株式の1割余りを握る。2019年の電力卸売り自由化を控え、成長が見込まれる電力市場に参入する。
 ビテクスコ・パワー・コーポレーションが9月中にも第三者割当増資を実施し、オリックスとファンドが引き受ける。
 ビテクスコ・パワーは07年設立。ベトナム国内で建設中も含めて18カ所の水力発電所を展開しており、増資を元手にさらなる電源開発を進める。
 オリックスにとって水力発電事業への出資は初めてとなるが、太陽光や風力、地熱の経験は豊富。ビテクスコ・パワーに役員を送り込み、発電事業のノウハウを生かす。
 人口増加などに伴いベトナムの電力需要は旺盛で、20年まで年10%以上伸びるとみられる。また19年には卸売市場の本格的な自由化も予定され、電源別で約4割を占める水力発電はさらなる伸びが期待できる。オリックスは水力発電事業による収益とともに、将来的には新規株式公開(IPO)による売却も視野に入れる。
 ビテクスコグループは、三菱商事との住宅開発や東京ガスなどとの液化天然ガス(LNG)事業を相次ぎ発表しており、日本企業との協力を拡大している。

最終更新:9月5日(月)8時30分

NNA