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静岡ガスが3年ぶりV 軟式野球・静岡県下都市対抗

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月5日(月)8時0分配信

 第62回静岡県下都市対抗軟式野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)最終日は4日、富士宮市の明星山球場で準決勝と決勝を行い、決勝は静岡ガス(静岡)が9-5(八回時間切れ)で大場機工(富士宮)を下し、3年ぶり20度目の優勝を飾った。静岡ガスは11月に愛知県で開催される中部日本都市対抗軟式野球に出場する。最優秀選手賞は決勝で5打数4安打と活躍した滝本聖也(静岡ガス)、敢闘賞は渡辺章将(大場機工)、打撃賞は14打数6安打の上嶋健司(静岡ガス)が選ばれた。



 ▽決勝

 静岡ガス(静岡)

 11002041―9

 02002100―5(8回時間切れ)

 大場機工(富士宮)



 ▽本塁打 岡本(大)

 ▽三塁打 望月(静)岡本(大)

 ▽二塁打 滝本3、笹倉2(静)長橋(大)

 ▽野選 大石(大)

 ▽試合時間 2時間37分



 【評】静岡ガスが、両軍合わせて25安打の打撃戦を制し、大場機工を退けた。

 静岡ガスは終盤に地力を発揮した。終始、先行しながらリードを守り切れず、六回には勝ち越しを許した。1点を追う七回、滝本の二塁打など4長短打で一挙4点を奪って突き放し、七回から救援した小井が2回を無失点に抑えた。

 大場機工は取られても取り返す粘りで、六回には岡本の本塁打で勝ち越しに成功したが及ばなかった。



 ■終盤地力 押し切る

 互いに死力を尽くした打撃戦は、静岡ガスが終盤に地力で押し切った。六回に勝ち越しを許す展開になっても慌てず、打倒に燃える大場機工の執念にも屈しなかった。「選手に受けて立つ姿勢はない。常に足元を見据えている」と車谷監督。

 今季県内負けなし。天皇杯全日本軟式野球と国体への出場権をすでに手中にしている。樋口主将は「常に攻めの野球ができている。ミスが出ればカバーするチームワークも機能している」と好調の理由を説明する。だが、県王者に安穏としているわけではない。昨年は全国で1勝も挙げられなかった。その悔しさが選手の意識を高めてきた。

 打撃賞の上嶋は「自主練習でバットを振る量を増やしてきた。その成果が出た」と胸を張った。決勝で5打数4安打、3長打と爆発した滝本も「準備をしっかりしてきた」と勝負強さを磨いてきた。

 連勝の勢いそのままに全国に臨む。だが指揮官は「先を見ず、目先の1勝」を強調。一歩ずつ、頂点への階段を上っていく。



 ■大場機工 粘り及ばず

 大場機工は逃げる静岡ガスに追いすがったが、王者から勝利をもぎ取ることができなかった。望月監督は「やはり(静岡ガスは)強かった」と潔く、勝者をたたえた。

 2点を追う二回に岡本、長橋の適時打で同点、五回表に再び2点のリードを許したが、その裏にすかさず2点を返した。六回には岡本の本塁打でついに勝ち越した。だが、頂点には届かなかった。

 投手陣に故障者が多い中で、高卒ルーキー大石が中盤まで踏ん張った。「うちの持っている力を出し切った」と指揮官。静岡ガス打倒は、Sリーグで果たすつもりだ。



 ▽準決勝

 大場機工(富士宮)   

 100002000―3

 000020000―2

 ホンダ浜松(前年度優勝)



 静岡ガス(静岡)   

 000000110―2

 000000001―1

 AGCテクノグラス(榛南)

静岡新聞社

最終更新:9月5日(月)8時0分

@S[アットエス] by 静岡新聞