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ルーニー記録更新、新監督初陣のイングランドは終了間際に劇的勝利/ロシアW杯最終予選

GOAL 9月5日(月)3時18分配信

ロシア・ワールドカップ・ヨーロッパ最終予選、スロバキア代表対イングランド代表の試合が4日に行われた。

ユーロ2016では、アイスランド相手に歴史的な敗北を喫したイングランド。この一戦は、大会敗退直後に辞意を表明していたロイ・ホジソンの後任、サム・アラダイス新監督の初陣となった。

アイスランド戦からは、ダニエル・スタリッジ、クリス・スモーリング、デレ・アリが先発メンバーから外れた一方、ジョー・ハート、ジョーダン・ヘンダーソン、ウェイン・ルーニーら主力は順当に選出された。

なお、この試合で代表116キャップを刻んだルーニーは、デイビッド・ベッカムを抜き、イングランド代表歴代2位の出場数を記録、フィールドプレーヤーとしては最多出場を記録している。

前半はイングランドがボールを保持するも、組織的に守るスロバキアを相手になかなか決定機を創りだすことができない。逆に37分には、ダニー・ローズが処理を誤りスロバキアに決定的なチャンスを与えてしまう。だが、これはスロバキアFWのミハル・ドゥリシュが押し込めない。

後半もイングランドがボールを保持する展開は変わらない。さらに56分、スロバキアのDFマルティン・シュクルテルがハリー・ケインを倒してしまい2枚目のイエローカードを受け退場してしまう。攻勢を強めたいイングランドは、すかさずヘンダーソンを下げ、アリを投入する。

その後、数的優位に立つイングランドが立て続けにチャンスを作るも、自陣深くに全員が立てこもるスロバキアのゴールをこじ開けることができない。業を煮やしたイングランドは71分、ラヒーム・スターリングに代えてセオ・ウォルコットを投入。

75分にはアダム・ララーナの強烈なミドルシュートがポストを叩くと、その後イングランドは波状攻撃を仕掛ける。だがこれもスロバキアが凌ぐ。さらに82分、アラダイス監督はケインを下げFWスタリッジを投入、3枚目のカードを切る。89分にはウォルコットがゴールネットを揺らすも、これは明らかなオフサイド。攻めこむイングランドだが、堅守スロバキアを崩せずドローの気配が漂い始める。

だが、ドラマは最後に起きた。試合終了間際、左サイドでローズがエリア内に低い弾道のクロスを送ると、こぼれたところに居たのはララーナ。ワンタッチでボールを落とし左足を振りぬくと、90分間耐え続けてきたスロバキアGKマトゥーシュ・コザーチクの脇を打ち抜いた。

その直後には試合終了のホイッスルが鳴り響き、イングランドが試合終了間際の1点で劇的な勝利を飾った。試合終了間際まで苦しんだイングランドは、ユーロ2016で見せた得点力不足の解消に至っているとは言い難いだろう。だが、新指揮官のアラダイス監督にとっては忘れがたい初陣、初勝利となったはずだ。

GOAL

最終更新:9月5日(月)3時21分

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