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小池美由さんや藤田玲さんなど豪華ゲストが目白押し! 『FFXIV』“3周年記念14時間生放送”リポート

ファミ通.com 9月5日(月)22時37分配信

文:ライター Mainai、取材・撮影:ライター 奥村キスコ、撮影:ライター バーボン津川

●読めば“14時間”の中身が丸ごとわかる!
 スクウェア・エニックスは、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)が2016年8月27日にサービス開始から3周年を迎えたことを記念して“3周年記念14時間生放送”を開催。東京の本社に抽選で選ばれたプレイヤーを招待し、さまざまなプログラムでもてなした。

 “14時間”と銘打たれているとおり、イベントは14時間ものあいだ休むことなく進行。午後12時のスタートから翌日午前2時のフィナーレまで、バラエティ豊かな催しが“これでもか!”とばかりにくり出されていった。各プログラムには、おなじみの“吉P”こと吉田直樹プロデューサー兼ディレクターや、開発の各部門を取り仕切るコアメンバーが出演。アイドルの小池美由さんや俳優の藤田玲さんなど豪華ゲストも応援に駆けつけ、みんなで『FFXIV』3周年をお祝いした。


 さらに、メインとなるプログラムが進行する裏側で、デザインセクションマネージャーの?井浩氏が『FFXIV』をプレイし、オーケストリオンの楽譜(オーケストリオン譜)集めにチャレンジ。放送が終了するまでに何枚集められるのか、みずからの限界に挑戦することに。もちろんその様子も、インターネット生中継のサブチャンネルで放送された。

 当日開催されたイベントの模様を、プログラム別に振り返っていく。

【直樹の部屋 Part1】

 プロデューサー兼ディレクターの吉田氏と『FFXIV』開発チームのコアメンバーに加えて、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏も出演。正式サービス開始から3年を迎えた現在の心境と、今後の抱負を順番に述べていった。
 登壇者を代表して、松田社長と吉田プロデューサー兼ディレクターのコメントを紹介。

松田氏
あっという間の3周年だったかなと思います。世界のユーザーの皆さまに支えられてここまでやってこられたことを、非常にうれしく思っています。昨年は『蒼天のイシュガルド』を発売し、今年も後半に向けていろいろ企画を練っているようです。これからも世界中の皆さまに『FFXIV』を楽しんでもらえるようがんばってまいりますので、ご声援をよろしくお願いします。

吉田氏
(ローンチ直後の混雑に伴う混乱から)3年は、あっという間でした。つぎにオンラインゲームを作るときは、スタートはああならないようにしたいなと。……でもそうなったらどうしよう(笑)。最近、某ゲームがオープンベータテストを行っているようなので、がんばってください。(ローンチ前後は)大変なのはよく知っています。

【第31回プロデューサーレターLIVE】

 9月27日に公開される大型アップデート、パッチ3.4の全容を吉田氏が解説。詳細は別の記事に掲載してあるので、そちらを参照してほしい。

※パッチ3.4“魂を継ぐ者”は9月27日公開! 第31回プロデューサーレターLIVEまとめ

【アドレナリンラッシュTV】

 『FFXIV』のPvPコンテンツを応援する番組、アドレナリンラッシュTVの特別編。プロジェクトマネージャーの森口氏とコミュニティチームの柳原氏が司会を務めるなか放送がスタート……と思いきや、サブチャンネルで楽譜集めに励んでいるはずの?井氏が乱入。“フロントラインまたはザ・フィーストで1勝を収める”という楽譜取得の条件を達成すべく、急きょ番組に参加することとなった。

 ?井氏(戦士)と森口氏(忍者)がパーティを組んで、ザ・フィーストの8人対8人のバトルに挑戦。おふたりはチーム・ファングの選手として、チーム・クロウのメンバーを相手にPvPを展開することに。一進一退の攻防が展開されるも、タンクの?井氏が敵チームに倒され大量のメダルを落とすなどした結果、710対890で敗退。初戦は残念な結果となった。

 続く第2戦はフロントラインのシールロックに挑戦。今回はパーティ募集を利用し、同一ワールド内の腕自慢を集めて必勝態勢で臨んだ。戦闘が開始されると、?井氏の戦士が敵の前面に立ちふさがり進軍を阻止したことで、当初は自軍有利に展開。しかし双蛇党が圧倒的な火力でアラガントームリスを確保していった結果、おふたりの所属チームである黒渦団は惜しくも2位に終わった。

 結局、“フロントラインまたはザ・フィーストで1勝を収める”という目標は達成できず、?井氏はサブチャンネル側に退却し、引き続き別の楽譜の収集を始めた……。

【学園エオルゼア 課外授業#1】

 学園エオルゼアは、『FFXIV』未体験または始めたばかりの人のために、ゲームの進めかたや育成のコツをレクチャーするプログラム。小池美由さんとまろんまろん西村さんがそれぞれ担任と副担任を務めるなか、女優の小澤真利奈さんを生徒に迎えて“課外授業”として放送(授業)が開始された。

 今回のテーマは、幻術士の立ち回り。“初心者の館”で敵の範囲攻撃を避ける練習や、幻術士として味方を回復する訓練に挑んだ。小池さんの的確すぎるレクチャーのおかげもあって、小澤さんはみるみる上達。滞りなく授業を終えることができた。

【NGC『FFXIV オンライン』生放送<シーズンII>】

 ゲームタレントユニット、えどさん"&ふみいちによる生放送。今回は、“『FFXIV オンライン』生放送”で結成されたプレイヤーの集まりである“NGCクラフト委員会”が考案した独自企画が披露されたのだ。

 イベントのタイトルは、“禁断のマテリア禁断対決”(原文ママ)。『FFXIV』にログインしている現役プレイヤーからマテリアを受け取り、えどさん"&ふみいちと開発スタッフがそれを使って禁断のマテリア装着を実行。成功時に付与されるポイントの高さを競うという内容だ。今回ゲストとして招かれた開発スタッフは、リードプランナーの河本信昭氏とシナリオセクションマネージャーの前廣和豊氏。マテリア装着に失敗すればプレイヤーからの敵視を集めかねない危険な企画に、両氏が果敢にも名乗りを上げてくれた。


 前廣氏とふみいち氏、河本氏とえどさん"氏がそれぞれチームを組んで禁断のマテリア装着を実行。プレイヤーから手渡されたマテリガやマテリジャ(!)をつぎつぎと消失させていった。その結果をまとめたものがこちら。左から装着を試みた順番、使用したマテリア、成功率、結果を示しているぞ。

前廣氏とふみいち氏チーム(先攻)実行者>ふみいち氏
1回目:名匠のマテリジャ/100%/成功
2回目:巨匠のマテリジャ/17%/成功
3回目:巨匠のマテリジャ/10%/失敗
4回目:魔匠のマテリジャ/10%/失敗
5回目:魔匠のマテリジャ/10%/成功

 魔匠のマテリジャの装着に成功した瞬間、ふみいち氏は大きくガッツポーズ。横で見ていたえどさん"氏は、悲鳴にも似た叫び声を上げていた。順調すぎる滑り出しで、今後に期待が持てる結果となった。

河本氏とえどさん"氏チーム(後攻)実行者>河本氏
1回目:武略のマテリジャ/17%/失敗
2回目:武略のマテリジャ/17%/失敗
3回目:武略のマテリガ/29%/失敗
4回目:武略のマテリガ/29%/失敗
5回目:武略のマテリガ/29%/成功

「めっちゃ汗をかいてます」と緊張気味の河本氏が禁断のマテリア装着に挑戦。ひとつ数十万ギル以上の価値を持つマテリジャをふたつ消滅させた後、5回目の挑戦で武略のマテリガの装着にようやく成功。すると前廣氏から「(マテリジャの後にマテリガがひとつだけ装着された組み合わせは)いちばんダメなやつだ(笑)」と即座にツッコミ。これには河本氏も「ラストを入れたのにディスられるとは」と苦笑い。

前廣氏とふみいち氏チーム(先攻)実行者>前廣氏
1回目:名匠のマテリガ/100%/成功
2回目:名匠のマテリガ/100%/成功
3回目:名匠のマテリガ/29%/失敗
4回目:巨匠のマテリジャ/17%/失敗
5回目:巨匠のマテリジャ/17%/失敗

「この組み合わせは余裕で100万ギルを超えるやつですね……。というより、(確定穴に)マテリジャを入れようよ(笑)」と前廣氏。結局、禁断のマテリア装着は一度も成功せず、「だから入らないって言ったのに」と悔しがっていた。

河本氏とえどさん"氏チーム(後攻)実行者>えどさん"氏
1回目:名匠のマテリジャ/100%/成功
2回目:巨匠のマテリガ/100%/成功
3回目:巨匠のマテリガ/29%/失敗
4回目:巨匠のマテリガ/29%/成功
5回目:巨匠のマテリダ/19%/失敗

 マテリダの装着にさえ失敗した同氏は「とくに何事もなく(終わってしまいました)」とうつむきながら話していた。

 ここから2週目に突入。放送時間が残り30分となりハイペースで放送が進行したので、以降は結果だけをお伝えしていく。

前廣氏とふみいち氏チーム(先攻)実行者>ふみいち氏
1回目:名匠のマテリジャ/17%/失敗
2回目:名匠のマテリジャ/17%/成功
3回目:名匠のマテリジャ/10%/失敗
4回目:名匠のマテリジャ/10%/失敗
5回目:名匠のマテリジャ/10%/失敗

河本氏とえどさん"氏チーム(後攻)実行者>河本氏
1回目:達識のマテリジャ/17%/失敗
2回目:器識のマテリガ/29%/失敗
3回目:博識のマテリダ/35%/失敗
4回目:博識のマテリラ/41%/失敗

前廣氏とふみいち氏チーム(先攻)実行者>前廣氏
1回目:達識のマテリジャ/100%/成功
2回目:達識のマテリジャ/17%/成功
3回目:達識のマテリジャ/10%/失敗
4回目:達識のマテリジャ/10%/失敗

河本氏とえどさん"氏チーム(後攻)実行者>えどさん"氏
1回目:名匠のマテリジャ/100%/成功
2回目:魔匠のマテリガ/29%/失敗
3回目:魔匠のマテリガ/29%/失敗
4回目:巨匠のマテリガ/29%/失敗
5回目:巨匠のマテリガ/29%/失敗

前廣氏とふみいち氏チーム(先攻)実行者>ふみいち氏
1回目:戦技のマテリジャ/17%/失敗
2回目:戦技のマテリジャ/17%/失敗
3回目:戦技のマテリジャ/17%/失敗
4回目:戦技のマテリジャ/17%/成功
5回目:戦技のマテリジャ/10%/失敗

河本氏とえどさん"氏チーム(後攻)実行者>河本氏
1回目:戦技のマテリジャ/17%/失敗
2回目:戦技のマテリジャ/17%/失敗
3回目:戦技のマテリジャ/17%/成功
4回目:戦技のマテリジャ/10%/失敗
5回目:戦技のマテリジャ/10%/失敗

前廣氏とふみいち氏チーム(先攻)実行者>前廣氏
1回目:名匠のマテリガ/29%/成功
2回目:名匠のマテリガ/16%/失敗
3回目:名匠のマテリガ/16%/失敗
4回目:巨匠のマテリガ/16%/失敗
5回目:巨匠のマテリガ/16%/成功

河本氏とえどさん"氏チーム(後攻)実行者>えどさん"氏
1回目:防水のマテリダ/100%/成功
2回目:防氷のマテリダ/100%/成功
3回目:防風のマテリダ/35%/失敗
4回目:防土のマテリダ/35%/失敗

前廣氏とふみいち氏チーム(先攻)実行者>ふみいち氏
1回目:巨匠のマテリジャ/100%/成功
2回目:巨匠のマテリジャ/100%/成功
3回目:名匠のマテリジャ/17%/失敗
4回目:名匠のマテリジャ/17%/失敗
5回目:名匠のマテリジャ/17%/失敗

 勝負は以上で終了となる予定だったが、不振を極めた河本氏がラストに3回限定の禁断のマテリア装着に挑戦。1回でも成功すればそこで終了というルールのもと、汚名返上を試みた。吉田氏が遠くでその様子を眺めながら「入ったら許されるよ」と応援。はたしてその結果は……。

河本氏とえどさん"氏チーム(後攻)実行者>河本氏
1回目:巨匠のマテリジャ/17%/成功

 見事1回目で装着完了! ガッツポーズで喜んだ河本氏は、直後に安どの表情も浮かべていた。ポイント集計の結果、河本氏とえどさん"氏チームが91点を獲得。一方で前廣氏とふみいち氏チームは240点を獲得し、おふたりの勝利に終わった。

【第13回コミュニティ放送】

 コミュニティーチームの日下部公人氏と望月一善氏によるコミュニティ放送の第13回目は、“密着GM24時”と題して、『FFXIV』運営チームの日ごろの業務の一端を紹介。不正行為への対処からトラブル発生時のスタッフの呼び出しまで、ふだんは明かされることのない業務の数々を赤裸々に紹介していった。

 ここでは、おもな要素をピックアップしてご紹介。発言者は文末に示したとおりだ。


・運営チームは、運営とサポートを担当する事業支援部門。北米や欧州にもオフィスを構え、グローバルに活動している。(日下部氏)

・GMのおもな仕事は、ゲーム内に関する問い合わせや、違反行為の調査およびペナルティの実施。救済案件の調査も行うなど、業務は多岐に渡る。(日下部氏)

・GMのキャラクターそのものは全種族存在するが、ゲーム内に姿を現すのはヒューラン族のみ。(望月氏)

・スタック(キャラクターの地形はまり)対処などを行う際に、GMもマウント(黒チョコボ)に乗ることがある。(望月氏)

・未知の土地に到達して経験値を得るなどした場合、レベルアップすることがある。(望月氏)

・(昼夜のシフト制で)365日24時間、休みなく活動している。(望月氏)

・(ほかのタイトルの)スタッフロールに室内氏の名前が登場するのは、同氏がカスタマーサポート部門のトップを務めているため。(望月氏)

・ネットワーク監視(NOC)チームは、サーバー監視/障害対応/メンテナンス監視などを担当する部署。(日下部氏)

・ニュースの告知やシーズナルイベントの対応も行う。(日下部氏)

・トラブル解決のためには対応ランクの引き上げが必要と判断された際に行われる、担当者への緊急連絡(通称:赤電)を行うのもNOCの仕事。(望月氏)

・真夜中に赤電を鳴らすことに最初は戸惑いを覚えるが、半年後にはマシーンのように(電話機の)リダイヤルボタンを連打できるようになる。(望月氏)

・新生祭をはじめとするシーズナルイベントの開始と終了の手続きも、この部署が担当している
。(望月氏)

・『FFXIV』だけでなく、スクウェア・エニックスのほぼすべてのソーシャルゲームやwebサイトのサーバー管理も行っている。(望月氏)

・サーバーダウンなどの障害が発生すると、自動的に機械音声で知らせてくれる。(望月氏)

・NOCが吉田氏の部屋を覗くと、“(トラブルの報告またはその相談が)来てしまったか!”という雰囲気になる。(望月氏)

・(リードプログラマーの)春日秀之氏もいっしょに吉田氏の部屋を覗くと、「揃ってやってきた、だと……?」という空気が流れる。その理由は、春日氏の同席はNOCが対応レベルを引き上げるほど大きな問題が発生したことを意味するため。(望月氏)

・不正対策を担当するスペシャルタスクフォース(STF)は、不正行為を防ぐ方法や環境作りを、開発チームとともに行う。チート行為の取り締まりやRMTを行う集団の摘発などもおもな任務。(望月氏)

・警察機関とのやり取りや重要事件の捜査協力も、STFが担当している。(望月氏)

・事件に直結する案件ばかりなので「言えないことが多すぎる」。(望月氏)

・日々、(すべて数値化された行動)ログを目で追っているので、カンマの区切りがなくても1兆くらいまでの数字であればパッと見ただけで判別できる。(望月氏)

 おもな発表内容は以上で終了。やや駆け足の進行となったが、大きな声援に包まれながら第13回コミュニティ放送は終了となった。

【直樹の部屋 Part2】

 直樹の部屋の第2回目は、『FFXIV』にまつわるトークショー。本作の熱烈なプレイヤーという俳優の藤田玲さんとスーツアクターの和田三四郎さんを豪華ゲストに招き、吉田氏を交えてスペシャルトークがくり広げられた。

 おふたりが放送中に語ったエピソードや、『FFXIV』の将来に関する情報をダイジェストでご紹介していこう。

・とある友人を介して吉田氏と知り合ったことを契機に、『FFXIV』を遊び始めた。(藤田さん)

・地方での仕事を終えた後にホテルからログインできるよう、(出張の際は)PS4を持参している。(藤田さん)

・藤田さんに触発され、同じくPS4を地方のロケ先に持参するようになった。ふたりでボイスチャットしながらコンテンツルーレットをプレイしたりする。(和田さん)

・宝物庫 アクアポリスにみんなで挑んだ際に、参加者の目標地点を記載したマクロを呼び出すと、座標のリンク(flag情報)が切れてしまう。この現象について確認するが、すぐに解決するのは技術的に難しいかもしれない。(吉田氏)

・禁忌都市マハのオズマが使用する加速度爆弾のギミックが、討伐した後も発動してしまう問題は把握している。これは対応漏れなので、修正したほうがいいとは思っているが、(ボスを)倒した後なので……。(吉田氏)

・ゲーム内のフレンドどうしでメッセージが送れたり、フリーカンパニーのメンバー全員にメールが送信できたりするスマートフォン向けアプリは、すでに作っている。しかし現状では機能が不足しており、多くのプレイヤーに使ってもらえないので、さらに機能の拡張を図っているところ。その中に、スマートフォンを介してマーケットの取り引きが行える機能が入っている。ただし通信料がかかるので、いくつかの機能は有料になる可能性がある。(吉田氏)

 ラストで未公開の新情報が飛び出したところで、直樹の部屋 Part2はここまで。イケメンふたりによるトークショーは閉幕となった。

【もしもし、私・・・○○よ】

 “3周年記念14時間生放送”の視聴者と、吉田氏がボイスチャットで生会話! 『FFXIV』をきっかけに現実世界で結婚(もしくは婚約)したカップルと回線をつなぎ、出会いのきっかけや幸福な生活ぶりを披露してもらおうという企画だ。なお放送内では出演者のお名前の表示がなかったため、すべてカタカナで表記させていただきました。

 ※以下すべて、前者が旦那様、後者が奥様です。

◆カップル1:ナギオさん、ナギコさん
 もともと同じ職場で働いていたもののおふたりに接点がなく、会話を交わす関係ではなかった。ある日奥様が『FFXIV』のトートバックを持って出勤すると、それに気づいた旦那様が声をかけ、その後交際に発展したとのこと。お互い異なるワールドでプレイしていたが、既存のキャラクターを移転させることはせず、同一ワールドでプレイすべく新規キャラクターを最初から作成。ゲーム内で“共同作業”を行う道を選んだのだ。おふたりは放送当日に婚姻届けを提出し、晴れて夫婦になったことを吉田氏に報告していた。おめでとうございます。

◆カップル2:トリエンジェルさん、ハルカさん
 旦那様が『FFXIV』を開始して間もなく所属したリンクシェルに奥様が在籍しており、そこでお知り合いに。その後、初めてのオフ会で顔を合わせた後、奥様が暮らしておられる関西方面に旦那様が仕事場を移したことをきっかけに、同居がスタート。ところが、その半年後に旦那様がもとの仕事場に戻ることに……。しばらく遠距離恋愛を経験したものの、お互いに寂しさを感じ始めたため、結婚を決意したとのことだ。

◆カップル3:タツミヤさん、ミヤンさん
 当初から交際し、同居もしておられたおふたりは、お互いの年齢が11歳も離れていることもあってジェネレーションギャップを感じることが多かったという。そこで共通の話題が持てるよう、旦那様のほうから『FFXIV』のプレイを奥様に提案。すると奥様が想像以上に熱中し、パッチが公開されるたびにプレイしすぎが原因で体重が5キロほど落ちるまでになってしまった。それを見た旦那様が危機感を覚え、責任を取るべく結婚を決めたとのこと。現在は、パッチ公開に備えて事前に食事(お好み焼きのタネ)を作り置きするようになったため、体重の減少が押さえられたと奥様が打ち明けてくれた。

◆カップル4:ランさん、イブさん
 もともとフリーカンパニーの邸宅が隣り合っていたおふたり。ご近所づきあいの中で仲よくなったのをきっかけに、どちらが先に提案したわけでもなく現実世界で面会することになり、そのまま交際がスタート。奥様は、旦那様の純粋さとやさしさに惹かれ“この人しかいない”と結婚を決めたそう。これに対し旦那様は、「(奥様から)エターナルバンドの開催をくり返し催促されて(最初は)少し危機感を覚えた」ものの、いっしょに過ごすうちに楽しくなってきたと話していた。

◆カップル5:イザナギさん、メイヤさん
『FFXIV』のプレイを始めた奥様が最初に加入したフリーカンパニーに、旦那様がすでに在籍。当初はとくに恋愛感情もなく、クラフターの製作依頼でやり取りをする程度だった。その後、転職をきっかけに奥様がログインできなくなったものの、連絡を取り合っていたメンバーどうしで飲み会を開いたのを契機に、交際がスタート。その後、旦那様が奥様に『FFXIV』の(プレイに必要なCrystaが登録できる)ゲームカードをプレゼントし、「いっしょにプレイしよう」と提案。その結果、ゲーム内でエターナルバンドを行うこととなった。現実世界での交際をスタートさせ、その後『FFXIV』で愛を育んだパターンは、どちらかといえばレアなケースといえるだろう。

◆カップル6:ランドさん、キャシーさん
 おふたりは同じ職場に勤務しており、旦那様からの告白をきっかけに交際がスタート。ところが奥様はゲーム禁止の家庭で育ったため、旦那様のゲーマー気質にさほど理解があるわけではなかった。そこへ旦那様からPCとソフトを手渡され、『FFXIV』をプレイすることになったとのこと。最初に登場されたカップルと同様、おふたりも放送が行われた当日に婚姻届を提出。晴れて夫婦となったことを吉田氏に報告していた。末永くお幸せに。

 6組のカップルが語るラブラブなエピソードに、吉田氏は終始笑顔。同時に、「展開が理想的すぎる。思いのほか破壊力が大きかった」と驚きの表情も見せていた。

【吉P散歩】

 吉田氏が公開ワールドに飛び込みで参加し、ひたすらのんびりと生放送を行うおなじみのコーナー。今回は、Ridillワールドのけんじろーさんがハウジングを利用して作った迷路に吉田氏みずからが挑戦するという、スペシャル企画がオンエアされた。

 けんじろーさんが作成した迷路のタイトルは、“吉田の呪いからの脱出”。これまで7回の公演を実施したものの、突破に成功したプレイヤーはゼロとのこと。吉田氏はペンと紙を取り出し、視聴者とともに謎解きに挑むこととなった。なおこのコーナーに、声優の南條愛乃さんが飛び入りで参加。吉田氏とともに脱出ゲームを楽しんでいるぞ。

 幾多の謎を乗り越えた結果、吉田氏と南條さんは最終的に“吉田の呪い”を解除する魔法の言葉の解読に成功。けんじろーさんが制作した迷路からの脱出を成し遂げることができた。コーナーの最後に南條さんは「リアルで20分くらいマップ上を歩かないと行けないような秘境を作ってほしい」と吉田氏に提案。これに対し吉田氏は「ちょっとまだ先の話ですが、“秘境”が感じられる似たようなものを考えている」と答えていた。

【開発コアメンバー×吉田P対談】

 “3周年記念14時間生放送”の最後を飾るプログラムは、開発コアメンバー×吉田P対談。これまでのコーナーに出演してきた前廣氏と河本氏に、バトルディレクターの権代光俊氏とリードプログラマーの春日秀之氏を加え、豪華メンバーによる少し危険な“裏話”が披露された。

 コーナー内で紹介されたおもなエピソードや、『FFXIV』の新情報に関するコメントを箇条書きでお伝えする。文末に併記したお名前が、当該コメントの発言者だ。

・クロスホットバーは、皆川氏と相談して月曜に仕様を書き、火曜にプログラマーと相談。水曜、木曜、金曜でそれを入れた。あの(操作システムの)原型は、このとおり1週間で作られたもの。(前廣氏)

・(当時ディレクターだった)河本氏は『旧FFXIV』開発時もめちゃくちゃ仕事をしていた。あのころ、社内では大作の開発ラインがいくつも並行していたため、スタッフが各所に分散している状態だった。河本氏は人がいいので、優秀なスタッフをそちらに回していて……。(誰かひとりの問題ではなく)あれは会社全体の問題だった。(吉田氏)

・(2年半足らずで新生版『FFXIV』を作り上げたのは)本当にすごいと思う。(河本氏)
・(新生版『FFXIV』の)αテストの段階で、現状のUIではコンソール(PS3版)がまともに動作しないことがわかり、システムを正味5~6ヵ月くらいで作り直した。(春日氏)

・『FFXI』のレベルシンクの仕様を決めたのは権代氏。(吉田氏)

・サービス開始初日に、天然要害 サスタシャ浸食洞でパーティが全滅するたびに中ボスが復活するため、経験値が無限に稼げる状態になっていたのには驚いた。(権代氏)
・クリスタルタワー:古代の民の迷宮を開放する過程で挑むF.A.T.E.の発生間隔が長すぎるため、時間まで指定してスタッフに修正を依頼していた。ところがパッチ2.1がリリースされた直後に実際にその場所を訪れると、その指示が反映されていなかったせいで大勢のプレイヤーが滞留しており、愕然とした。(吉田氏)

・(前回のオーディン討滅戦に引き続き)今回のファンフェスティバルにも、来場者が先行して遊べるスペシャルバトルが用意されている。(吉田氏)

 コアメンバーによる対談は、大盛り上がりのうちに終了。最後に吉田氏がお礼のコメントを述べて“3周年記念14時間生放送”はフィナーレを迎えた。なお?井氏によるオーケストリオン譜収集のチャレンジは、79枚のうち57枚を獲得。がんばれば1日で50枚を超える楽譜が手に入ることを、?井氏みずからが証明してくれた。

吉田氏のコメント(要旨)
前代未聞のチャレンジを行い、なんとか形にして(新生版)『FFXIV』を世に送り出してから3年が経ちました。14時間の生放送を毎年開催できることは本当にありがたいと思っています。これほどのスタッフと機材を集めて14時間も放送できて、かつこれほど多くのお客様に集まっていただけるタイトルは、なかなかないのでは。来年もまた皆さんと、『FFXIV』を作っている人たちも含めて楽しめる催しを開けるよう、今年1年がんばっていきたいと思っています。パッチ3.4のリリース後、ファンフェスティバルが開催されます。こちらでまた新しいお話ができるよう、がんばります。これからもどうぞよろしくお願いします。本当に長い時間、ありがとうございました。

最終更新:9月5日(月)22時37分

ファミ通.com