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【BOX】井上弟・拓真は初回ダウンも判定で勝利!「ダウンで目が覚めた」

スポーツ報知 9月5日(月)6時5分配信

◆プロボクシング ▽バンタム級10回戦(53・0キロ契約) 〇井上拓真(判定 3―0)フローイラン・サルダール●(4日、神奈川・スカイアリーナ座間)

 前東洋太平洋スーパーフライ級王者でWBC世界同級4位の井上拓真(20)=大橋=は、3―0の判定でWBC世界フライ級15位フローイラン・サルダール(27)=フィリピン=を下した。井上の戦績は8勝(2KO)。

 井上拓がダウンの応酬を制し、念願の世界挑戦にまた一歩近づいた。視界を広げた。試合開始1分足らずの初回に右ストレートを浴びてダウンを喫した。予想外の展開にもサルダールに鋭い連打で逆襲し、8回に右ストレート、9回には左フックで2度のダウンを奪い、大差判定勝ちを収めた。

 2013年12月のプロデビュー以降、初の地元での試合に「初回のダウンで一気に目が覚めた。そこから冷静に試合を立て直すことができた」と胸を張った。

 陣営は年末にWBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(24)=フィリピン=への挑戦を目指し、本格交渉に入る。タパレスは29勝(12KO)2敗のサウスポーで、7月に敵地タイで王座奪取した。

 世界前哨戦で勝利のノルマをクリアした井上拓は「世界が決まったら一発で取りたい」と意欲。兄のWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)=大橋=との兄弟世界王者誕生へ、弟も走り続ける。

 ◆井上 拓真(いのうえ・たくま)1995年12月26日、神奈川・座間市生まれ。20歳。5歳からボクシングを始め、神奈川・綾瀬西高では1年生でインターハイ優勝。2年時にJOCジュニアオリンピックカップ優勝。アマ戦績は52勝(14KO・RSC)5敗。在学中の13年12月にプロデビュー。15年7月に兄・尚弥と同じデビュー5戦目で東洋太平洋スーパーフライ級王座を獲得。身長160センチの右ボクサーファイター。

最終更新:9月5日(月)8時57分

スポーツ報知