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韓中首脳 協力関係の強化を確認=46分間会談

聯合ニュース 9/5(月) 11:56配信

【杭州聯合ニュース】20カ国・地域(G20)首脳会合に出席するため、中国・杭州を訪問中の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日午前、中国の習近平国家主席と46分間にわたり首脳会談を行い、「両国が真摯(しんし)な意思疎通を図り、今回の挑戦を、両国関係をさらに強固なものに飛躍させる機会にしていくことを望む」と述べた。

 朴大統領の言う「挑戦」とは北朝鮮の軍事挑発、その防衛措置として中国が反対する米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を決めたことなどを差すとみられる。

 朴大統領は北朝鮮が今年、4回目の核実験や相次ぐ弾道ミサイル発射を実施したことについて、「朝鮮半島や地域の平和を壊し、韓中関係の発展にも挑戦の要因となっている」と指摘。「わが政府は韓中関係を重視しながら、今後さらに発展させていくという確固たる意志を持っている」として「両国関係や今後の発展方向、朝鮮半島情勢について虚心坦懐に話し合いたい」と述べた。

 また、「今回の(G20)会合は世界経済に活力をもたらし、バランスの取れた成長を実現することに大きく寄与すると期待している」として、「韓国も必要な努力を尽くしたい」と強調した。

 その上で、「2013年の首脳会談で主席と韓中戦略的協力パートナー関係を一層充実させるとの目標を掲げ、これまで両国が高い水準の発展を成し遂げてきたことが地域の平和と安定をけん引することに大きく寄与してきた」と評価した。

 これに対し、習氏は「苦境と挑戦を乗り越え、中韓関係が正しい道筋で、しっかりと発展できるよう推進し、地域と世界の平和発展に向け積極的な役割を果たすべきだ」と述べた。

 また、「中韓両国は近い隣人として共同利益を持つだけに、われわれが持っている政治的な協力の土台を大切に思う」と話した。

 習氏は会談の冒頭発言ではTHAADの韓国配備問題について言及しなかった。ただ、中国国営通信新華社の英語版によると、朴大統領との会談の中でTHAADの配備に反対するとの立場を示した。「地域安定の役に立たず、紛争を激化させる恐れがある」と懸念を表明したという。

最終更新:9/5(月) 11:59

聯合ニュース