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中国主席、豪首相に公平・透明な投資環境求める

ロイター 9月5日(月)14時14分配信

[杭州 4日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は4日、オーストラリアのターンブル首相と会談し、海外投資家に公平で透明な投資環境を提供するよう求めた。

習主席は「オーストラリアが海外投資家に公平で透明かつ予測可能な政策を示すことを期待している。これはオーストラリアの利益にも一致する」と述べた。中国外務省が会談の内容を明らかにした。

一方、ターンブル首相は記者団に対し、投資の相手や条件を決めるのはオーストラリアの主権の問題であるとし、中国も理解していると指摘した。

「われわれは非常に開かれた外国投資政策を掲げている」と述べ、中国を含むあらゆる海外投資家はオーストラリアに自由に投資できると強調した。ただ、海外からの投資はほぼ承認するが、時として認めない場合もあり、中国もこの方針を尊重していると述べた。

豪政府が先月、電力公社オースグリッドの売却入札で中国企業からの応札を拒否したことを受け、両国関係に亀裂が生じている。ターンブル首相によると首脳会談でオースグリッドの案件は取り上げられなかったという。

両首脳は南シナ海の領有権問題についても意見交換した。中国外務省によれば、習主席は豪中両国はお互いの中核利益を尊重すべきと主張した。

ターンブル首相は中国に法の支配に従うよう求めたと明らかにした。全ての関係国が自制し、事態を悪化させたり緊張を生み出したりする行動を控えることを望む、われわれの立場は一貫していると述べた。

最終更新:9月5日(月)14時14分

ロイター