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モントリオール映画祭で阿部寛&天海祐希夫婦が世界を笑顔に!

Movie Walker 9月5日(月)15時17分配信

テレビドラマ「家政婦のミタ」、「◯◯妻」といった話題作を世に放ち、そして今クールでもドラマ「はじめまして、愛してます」を手掛けている脚本家の遊川和彦が、重松清の小説「ファミレス」を脚色して映画監督デビューを果たした『恋妻家宮本』(2017年1月28日公開)。

【写真を見る】上映前にフランス語で自己紹介した天海祐希

本作が第40回モントリオール世界映画祭の新人監督を発掘することを目的とする部門“ファースト・フィルムズ・ワールド・コンペティション部門”に出品され、現地時間の9月3日にワールドプレミアとなる公式上映が行われた。

『恋妻家宮本』は子供が独り立ちした夫と妻が50代からの夫婦生活にどう向き合うのかをコミカルに描き、現代の夫婦、家族のあり方を提起した作品。主人公の宮本陽平を演じるのは阿部寛。その妻である美代子役を天海祐希が演じている。

モントリオール世界映画祭は世界三大映画祭に次ぐ北米最大の映画祭で、大きな注目が注がれるなか、上映中はコミカルなシーンごとに笑いが起こり、夫婦の心温まるシーンではすすり泣く声が聞こえ、観客の反応が絶えない賑やかな上映となったようで、エンドロールから上映終了にかけて5分以上にわたり拍手喝采がおくられたという。

映画祭を終えた遊川監督は「海外の方も共感していただけたようで良かったなと思います。女性が優しいからこの世の中は成り立っており、男性はそれに気づくことができるか、それに気づいて愛を表現できるか、というのがこの作品の物語です」と自身初となる監督作品と映画祭での感想を語った。

天海は「私たちの世代だけじゃなく、上の世代の方々もゆったりと観ていたのがうれしかったです。日本でもたくさんの方々に見てもらいたい作品です。この作品を通して、観てくださった方が大事な人には大事って言おうと思っていただけたら嬉しいです」と世界共通で多くの世代に受け入れられる同作の魅力についてコメントしている。

映画を観た人たちからは「主演2人の演技が素晴らしく、心温まる映画でした。ラストシーンも個性的」「この映画で描かれる夫婦の問題は、全世界が共感できるテーマだ」「家族愛、人間関係と様々な価値観が表現されている知的なコメディ」「今回の映画祭で観たなかで、一番良かった!」「映画館を笑顔で出られるとても良い映画」など評論家や監督、50代から80代までと幅広い層で称賛を得ている。『恋妻家宮本』は遊川監督デビュー作にして、世界共通の普遍的な魅力をもった力作のようだ。【Movie Walker】

最終更新:9月5日(月)15時17分

Movie Walker