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朴大統領 習主席に「北の核問題解決すればTHAAD不要」

聯合ニュース 9/5(月) 15:25配信

【杭州聯合ニュース】20カ国・地域(G20)首脳会合に出席するため、中国・杭州を訪問中の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日、中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、中国が反対する米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を決めたことに関連し、「韓米中による意見交換を通じ、建設的かつ包括的な議論をしていくことを願う」と述べた。

 朴大統領に同行している青瓦台(大統領府)の金奎顕(キム・ギュヒョン)外交安保首席秘書官が会見で明らかにした。

 青瓦台によると、朴大統領は「THAADは北の核とミサイルに対応する手段として配備するのであり、第三国の安全保障上の利益を侵害する理由も必要もない」と強調。その上で、「北の核・ミサイル問題が解決すれば(THAADは)必要ない」との考えを明確に示したという。

 また朴大統領は、北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射してから、韓国国民の北朝鮮に対する懸念はこれまでになく高まっており、被害を受ける可能性がある韓国国民が感じる脅威は中国が感じる脅威のレベルとは差があると指摘した。

 さらに、「THAADと関連して中国に説明したわれわれの立場は必ず守る」とした上で、「韓中の相互理解を高めるための意見交換を続けていくことが重要だ。両国間にすでに存在する多様な戦略対話と共に多国間会議の機会にTHAADを含む様々な関心事について意見交換を続けていくことを期待する」と話した。

 金秘書官は会見で「朴大統領はTHAADの配備問題に関する韓中双方の立場はすでに様々な機に表明しているため、再びその内容に対し説明するというより、なぜわれわれが北の脅威の深刻さや緊急性に対応し、自衛的防衛措置を取ることができなかったかについて、われわれの立場を説明した」と話した。

 また「THAAD問題に関して両首脳は双方の基本的な立場にのっとり意見交換し、今後も様々な対話を継続していくことになった」と説明した。

最終更新:9/5(月) 16:10

聯合ニュース