ここから本文です

7日にロッテ創業者を聴取 グループ裏金疑惑=韓国検察

聯合ニュース 9月5日(月)17時31分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国ロッテグループの裏金疑惑を捜査しているソウル中央地検は5日、グループの創業者・辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏に対する事情聴取を7日午前10時から行うと明らかにした。

 

 辛氏は特定犯罪加重処罰法上の脱税と780億ウォン(72億9000万円)台の背任の疑いが持たれている。

 検察関係者は93歳と高齢の辛氏について「認知力は年初と大きく変わらないということなので、直接聴取を行う方針を決め出頭を要請した」と説明した。応じるという連絡はまだないという。

 辛氏は今年1月に長男の辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)ロッテホールディングス(HD、本社・東京)元副会長と、次男の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)韓国ロッテグループ会長による経営権争いに関し、検察の調べを受けている。

 東主氏が代表を務めるSDJコーポレーションは今回の検察の出頭要請について、「高齢で健康状態が良くないため出席は難しく、(検察に)訪問して聴取してほしいとの意見を述べた」と伝えた。

 辛氏は2006年に他人名義で保有していたロッテHDの株式6.2%を長女でロッテ奨学財団理事長の辛英子(シン・ヨンジャ)氏らに贈与し約6000億ウォンを脱税した疑いがある。

 また、ロッテシネマ内の店舗などへの発注をめぐりグループ企業に780億ウォンの損失を負わせた疑いも持たれている。

 昨年、東主氏と東彬氏の経営権争いが発生した際には、高齢のため正常な経営が難しいと判断され今年3月にロッテ製菓やホテルロッテなどの取締役を退いた。

 ソウル家庭裁判所は先月末、辛氏について、「疾病や老齢など精神的な制約により、事務処理能力が不十分な状態であることを認め、限定後見を開始する」との決定を下した。

 辛氏は最近、入退院を繰り返しており健康状態はあまり良くないとされる。

最終更新:9月5日(月)18時48分

聯合ニュース