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弱ペダ「SPARE BIKE」舞台挨拶で森久保祥太郎「尽八は魅力的ですごく好きです」

コミックナタリー 9月5日(月)18時25分配信

渡辺航原作のアニメ「弱虫ペダル SPARE BIKE」の完成披露上映会が去る8月28日に東京・TOHOシネマズ新宿にて行われ、巻島裕介役の森久保祥太郎、東堂尽八役の柿原徹也が舞台挨拶に登場した。

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作品の感想を聞かれた柿原が「スクリーンで見るのは非常に楽しみでしたし、若かりし日の巻ちゃんはどんなお芝居をするのかなとか、すごい期待していたっショ!」と巻島の口癖を使用してコメントすると、森久保は「(劇中に)『っショ』が多かったっショ?(笑)」と乗っかりつつ、「これまでTVアニメや劇場版で時系列的にキャラの成長があって、僕らの中でも何かが蓄積されていっているあとに、(作品の中の時系列は)遡るのが難しかった」と振り返る。

今回のアニメは巻島の高校1年生時代、東堂の中学2年生時代を描いた作品。森久保は「尽八は中2にして尽八だったんだね(笑)。それに対して巻島はズーッとウジウジしてモノローグが多くて……」と自身の演じたキャラについて語る。さらに「3年生の巻ちゃんを演じるときにはシンパシーを感じてたけど、『SPARE BIKE』では『こんなにかい!』というのが正直ありました(笑)」とキャラと自分の違いについて述べると、柿原は「でも、あそこから今の巻ちゃんになれたという彼の努力が見えるので、さすが尽八の永遠のライバル」と分析した。

司会から「巻島の同級生、安元(洋貴)さんが演じる金城ががんばってましたね」と振られると、森久保は「若い感じを出そうとがんばってた(笑)。(本編での)“ザ・3年生”という貫禄はさすがに1年生のときはないので、そのバランス感ですよね。金城がどう出るかで巻島の出方も変わるな、というところもありましたよ。安元くんががんばってたので、それを受けて『なるほど』と思って現場でもやり直したこともありました」と秘話を明かす。

続いて話が東堂編に移ると、森久保は「尽八はあんまり変わってないんだよね。中学のときの尽八を見たらかわいいなと思ったし、そのあと(話が現代に戻ってからの)真波と話してる尽八を見たときもやっぱりかわいいなと思ったので。尽八を見てるとキュンとするんだよね」と東堂をベタぼめ。柿原が「いつもかわいいって言ってくれますよね(笑)」と照れると、森久保は「ああいうお芝居どうやるの? って聞きたくなるぐらい(笑)。尽八は魅力的ですごく好きです」と続ける。それを聞いた柿原は「ありがとうございます……僕たち気持ち悪いですか?(笑)」と観客に問いかけながら笑った。

「SPARE BIKE」が2人の過去を描いた話ということで、司会が「おふたりが学生時代に熱中されていたことは?」と聞くと、森久保は「八王子駅周辺が僕の部室でしたから。バンドをやったりアルバイトだったり色恋沙汰だったり、目の前のことには全力で打ち込んでました(笑)」と回答。学生時代をドイツで過ごしていたという柿原は「中学のときに一番やってたのは恋愛シミュレーションゲームですね。従兄弟が日本から持ってきてくれた、最後に木の下に行っちゃうやつ。でもそれをやっていて『ゲームから声が出る、そんなお仕事があるんだ』と気付いたのが(声優を目指した)きっかけのひとつだった」と思い出を語った。

さらに話は2017年にスタートする「弱虫ペダル」のテレビアニメ第3期に及ぶ。3期では巻島、東堂ともに高校を卒業しているということで、後輩キャラクターを演じるキャストへのメッセージを求められると、森久保は「今回の『SPARE BIKE』アフレコで、小野田坂道としての山下(大輝)くんに会うのは久しぶりでしたけど、坂道と同時に山下くんも成長したな、なんて偉そうに思いました。僕はもう巻島と同じく、坂道や2年生にすべて託してるので何も言うことはないです。彼らが3期をどう盛り上げるか楽しみ」と期待を寄せる。

同じく柿原は「この作品は僕らもホントに成長させていただいたんですけど、祥太郎さんやほかのキャスト陣が付きっきりで、兄のように大輝のことを見守っていました。誰よりも大輝が作品と一緒に成長してるので、『弱ペダ』は彼のサクセスストーリーだなって思うんですよ。僕らは僕らで、敵のチームですけど『いいから俺らの後ろを走ってろ』という気持ちで、彼にお芝居などを見せて何かを感じ取ってもらったと思うので、第3期は『今度はお前が先頭を走ることになるんだ、背中を見せる番なんだ』と。3期はすごくいい役者に成長した大輝や、新たなメンバーがバトルを繰り広げるので、皆さんにご覧いただければ」とコメントした。

最後は森久保が「『SPARE BIKE』でこうして我々に、巻ちゃんや尽八を演じる機会を与えていただいて感謝しております。そして『弱虫ペダル』第3期が始まります。ちょっとぐらいは我々も出るんじゃないかと踏んでおりますが、基本的には思いは後輩たちに託しておりますので、『SPARE BIKE』を見ていただいた皆さんが、ここから『弱ペダ』熱を燃やしていってください!」と改めて3期への思いを語り、イベントは終了した。

別冊少年チャンピオン(秋田書店)で連載中の「弱虫ペダル SPARE BIKE」は、さまざまなキャラクターの過去にスポットを当てる人気スピンオフ集シリーズ。9月9日から劇場にて特別上映されるアニメでは巻島裕介編と東堂尽八編に加え、おまけパートとして「弱虫ペダル スペアバイク それいけアラキタくん」が映像化される。

弱虫ペダル SPARE BIKE(スペアバイク)
キャスト
巻島裕介:森久保祥太郎
寒咲通司:諏訪部順一
金城真護:安元洋貴
田所迅:伊藤健太郎
小野田坂道:山下大輝
今泉俊輔:海浩輔
鳴子章吉:福島潤
寒咲幹:諏訪彩花

東堂尽八:柿原徹也
糸川修作:阪口大助
皆水:伊瀬茉莉也
福富寿一:前野智昭
荒北靖友:吉野裕行
新開隼人:日野聡
泉田塔一郎:阿部敦
真波山岳:代永翼

スタッフ
原作:渡辺航(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
監督:鍋島修
キャラクターデザイン:村谷貴志
脚本:広田光毅、久尾歩
美術設定:青木智由紀
美術監督:李凡善
色彩設計:中尾総子
CG監督:佐々木俊宏
撮影監督:葛山剛士
編集:坂本久美子
音響監督:高寺たけし
音楽:沢田完
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
配給:東宝映像事業部

(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルSB製作委員会 (c)2016 スカパー!・東宝・舞台『弱虫ペダル』製作委員会

最終更新:9月5日(月)18時25分

コミックナタリー