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現代自動車グループ会長 米国とメキシコの視察へ出発

聯合ニュース 9月5日(月)18時4分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は5日、海外出張に出発した。米国自動車市場を視察するほか、同国やメキシコにあるグループ関連施設を訪問する予定だ。

 鄭会長は先月初めにロシア、スロバキア、チェコにある現代自動車と傘下・起亜自動車の工場を視察した。今回の海外視察は、米国や欧州などグローバル市場の成長鈍化が懸念される中、海外販売の現状を把握し、現場を引き締める目的があるとみられる。

 鄭会長が米国とメキシコを訪問するのは昨年3月以来。当時は米国内にあるグループの販売・生産法人や、メキシコ工場の建設現場を訪れた。

 同グループによると、鄭会長は5日(現地時間)、米・ロサンゼルスにある販売法人で業務報告を受け、社員らを激励する予定だ。

 米国の自動車市場は2012年以降、毎年成長率が低下してきた。今年は8月までに1167万台が売れ、成長率は前年同期比0.5%増にとどまったが、同グループは8月までに96万4000台を販売し、2.5%の成長率を記録した。 

 米国は同グループの販売の18%を占め、中国に続く2番目に大きい市場。最近は欧州や新興市場で不振が続いており、米国市場における成長の勢いを維持することに注力している。 

 鄭会長は今回の視察で、高級車、エコカー、スポーツ用多目的車(SUV)の強化を3大キーワードとして掲げるとされる。

 高級車ブランド「ジェネシス」の上級モデル「G80」と「G90」の米国販売が本格的に始まったことを念頭に、ジェネシスを成功させ、米国の高級車市場を積極的に攻略しなければなければならないと強調する計画だ。

 鄭会長は「ジェネシスを韓国を代表する世界的なブランドに育てなければならない」と強調した上で、「ジェネシスの成功はわれわれが新たに挑戦するもう一つの課題」との考えを示すとされる。

 またエコカーとSUVの需要の変化に対し、積極的に対応するよう指示するようだ。エコカーについては技術力をさらに強化し、市場で優位に立つ重要性を強調するとみられる。

 鄭会長は米国での視察を終えた後、メキシコに移動し、7日(現地時間)に予定されている起亜のメキシコ工場の完工式に出席する。同工場は2014年10月に着工し、今年5月に量産を開始した。南米地域の攻略と北米市場進出への貢献を期待されている。

最終更新:9月5日(月)18時48分

聯合ニュース