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【BOX】井上兄弟、年末にダブル世界戦実現!弟・拓真が初挑戦、兄・尚弥は4度目防衛戦

スポーツ報知 9月6日(火)6時5分配信

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)の弟で、前東洋太平洋同級王者の拓真(20)=ともに大橋=が、年末に世界初挑戦することが決まった。5日、陣営の大橋秀行会長(51)が明かした。WBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(24)=フィリピン=へ挑戦する。同日には尚弥も4度目の防衛戦を行う予定。国内では亀田3兄弟以来の兄弟世界王者が実現するチャンスが巡ってきた。

 井上尚弥、拓真兄弟の夢が近づいてきた。兄・尚弥のV3戦、弟・拓真の世界前哨戦勝利から一夜明け、陣営は横浜市の大橋ジムで会見。その席で大橋会長が、次戦に拓真がWBO世界バンタム級王者マーロン・タパレスに挑戦することが決まったと発表した。

 大橋会長は「兄弟で世界戦をやることになる」とあらためて発言。時期は年末で、同門のIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33)の2度目の防衛戦と合わせトリプル世界戦が濃厚だ。「兄弟同時世界戦」となると、亀田3兄弟の次男・大毅氏と三男・和毅が13年12月に行って以来、約3年ぶりとなる。

 拓真は「小さい頃からの夢である兄弟世界王者になることを、しっかり成し遂げたい」と力を込めた。世界初挑戦は今までより1階級上げてバンタム級となるが、「一番いい階級かなと思う。もっと練習して体をつくる」と意欲的だ。29勝(12KO)2敗のサウスポーのタパレスについては「パンチはありそうだが、スタイルはかみ合うと思う」と自信をうかがわせた。

 尚弥は弟の世界挑戦について「うれしい反面、不安な気持ちもある」と複雑な胸中を明かした。力は信用しているが、兄として心配するのは当然で「(当日は)控室のモニターを消したほうがいいかも。とりあえず自分の試合に集中します」とも話した。自身は次戦にWBA世界スーパーフライ級王者ルイス・コンセプシオン(30)=パナマ=との統一戦をにらんでいる。尚弥は「2人で世界王者になりたい」と兄弟で世界の頂点に立つことを誓った。(三須 慶太)

最終更新:9月6日(火)6時5分

スポーツ報知