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【侍U18】寺島、二刀流「さすがに厳しい」投手一本で東京五輪へ

スポーツ報知 9月6日(火)6時4分配信

 第11回U―18アジア野球選手権(台湾・台中)で、11年以来2大会ぶり史上最多5度目の優勝を果たした高校日本代表の18選手が5日、羽田空港着の航空機で帰国。今秋ドラフト1位候補左腕の寺島成輝(履正社=3年)は、二刀流卒業を宣言し、20年東京五輪出場に意欲を示した。

 深夜までの祝勝会から一夜明け、フル回転した左腕は心地よい疲労感に包まれていた。最多勝(2勝)、最優秀防御率(0・00)、ベストナイン(左投手)と個人3冠。6戦5完封で計1失点を誇った最強投手陣の中心には、寺島がいた。「いい経験になったし、まだまだ、と感じたこともあった」とうなずいた。

 打っても、1日のインドネシア戦では「4番・左翼」で4打数4安打4打点。2日の中国戦でDHを解除され、「6番・投手」に座ると、3日の韓国戦、4日の決勝・台湾戦もDHで奮闘した。だが、さすがに終盤3試合は無安打。「バッターの方では結果が出ていない。(両方は)さすがに難しい。この先は投手一本? はい」ときっぱり二刀流にピリオドを打った。

 最速150キロ左腕としては「まだ体は全然いけた」とケロリ。新球の縦のスライダーも披露し、「チャレンジしてやってみた。低めを振ってくれてよかった」。2戦計12回を無安打25奪三振。国際舞台で完成度の高さに磨きがかかった。

 野球が復活する東京五輪に向けて、「出てみたい。バリバリの年代なので、ベストな状態に持っていきたい」と寺島。4年後に再び、侍のユニホームを着て左腕を振る。(山崎 智)

最終更新:9月6日(火)6時4分

スポーツ報知

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