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【巨人】広島最速V許さない!東京D胴上げ阻止へ勝ち続ける

スポーツ報知 9月6日(火)6時4分配信

 巨人ナインが5日、意地の反撃を誓った。現在、首位・広島はマジック4。最短の7日に優勝が決まれば、90年の巨人(9月8日)を上回る2リーグ制後の史上最速Vとなるが、阿部は「簡単に勝たせるわけにはいかない」と新記録阻止を宣言。さらに、週末10日からの広島戦(東京D)へ向け、村田も「目の前で優勝が決まるのは悔しい」と、胴上げ阻止を約束した。6日・阪神戦(甲子園)から始まる6連戦、勝ち続けて、最後の抵抗を見せる。

 阪神ヤクルト広島6連戦 G戦士たちの闘志は、まだ燃え尽きていなかった。広島の25年ぶりリーグ制覇はほぼ確実だが、常勝軍団としての意地がある。阿部が強い口調で自らを奮い立たせた。

 「このまま簡単に勝たせるわけにはいかない。もっと気持ちを入れて戦っていく」

 現在、2リーグ制後の最速V記録は、巨人(1990年)の9月8日。広島のマジックは4で、最短なら7日に優勝が決まってしまうが、ライバル球団の新記録樹立は是が非でも阻止するつもりだ。

 6日からの阪神3連戦(甲子園)で3連勝し、9日のヤクルト戦(神宮)も取れば、優勝決定は10、11日の広島戦(東京D)に持ち越されるが、当然、最大の屈辱を味わうつもりは毛頭ない。村田も覚悟を口にした。

 「目の前で他のチームの優勝が決まるのはやっぱり悔しいし、可能性がある限り、最後までやっていきたい」

 いつも大歓声で後押ししてくれるG党のためにも、本拠地で胴上げさせるわけにはいかない。

 チームは最近10試合で1勝9敗と苦しんでいる。こんな時こそ、連敗ストッパーの見せ場だ。今回の4連敗を含め、今季はここまで14度の連敗があったが、坂本のバットがことごとく窮地を救ってきた。連敗が止まった過去13試合、背番号6は45打数21安打13打点をたたき出し、4度の勝利打点と気迫を見せてきた。

 「気持ちの部分が大事。一人ひとりが、強い気持ちを持って戦わないといけない」

 首位打者のタイトルが見えているが「そこは気にしていない」と、チームを勝利に導く一打を放つことしか頭にない。

 チームはこの日、新幹線で神戸へ移動した。高橋監督は「ミスは出ているけど、気が緩んでいたからだとは思わない。ただ、そのミスをカバーできなかったということだと思う」と冷静に現状を分析しつつ、続けた。

 「流れを変えるには、勝つしかないと思う。どんな勝ち方とかではなくて」

 広島の史上最速Vに待ったをかけ、目の前での胴上げも阻止するには、勝ち続けなければならない。阿部も坂本も村田も、このまま黙っているわけがない。(尾形 圭亮)

最終更新:9月6日(火)22時34分

スポーツ報知